デパート業界の今、「そごう」はとっくの昔に潰れたし、「三越」も無くなりました。結局名前だけでも「ナショナルブランド」として残っているのは 『大丸』 『高島屋』ぐらいのものでしょうか?
名前だけ「ナショナルブランド」として残って居ても、その中身は惨憺たる物、ハッキリ言って今や百貨店はその経営方式は全く変わって仕舞いました。
一言でいえば、百貨店は 『場所貸し屋』に成って仕舞いました。
従業員も百貨店自体の社員は殆ど居なくて、その殆どが「パート」「アルバイト」「派遣」です。
そう言う現実を踏まえてこの番組を見ていると、今の百貨店の経営者とは一体何なんだ!? と言う気がします。昔に比べて経営の苦労なんて半減しているのです。
第一、仕入れの苦労なんて有りません。販売業者に場所を貸すだけなんですから。
第二に、人事の苦労も有りません。ワンフロアーに社員のフロアマネージャーが一人と補佐役が精々二人居れば良いのです。
こんな状態では、経営者なんて居ても居なくても良いのです。
今日も、店創りの担当として、デブの小母ちゃんが二人次々と画面に出て来ましたが、彼女たちの職務は如何に名の売れた業者を導入するか、如何に有名な市中のショップを誘致するか、が彼女たちの仕事です。そして導入した後はその業者の責任者に「売上増進」の発破を掛ける事が仕事です。
こんなのは百貨店経営でも何でもありません。ショッピングモールのイベント担当者に過ぎません。
此れが現在の百貨店の実情です。道理で、見かけは煌びやかですが何か物足りない感じがして居ました。
世の中変わるのが当たり前、とは言いますが、何か面白くないですねェ。
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