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2018年10月14日07:17

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大徳寺の曝凉展

画像1枚目は「大徳寺本坊」で検索してトップでヒットしたもの、2枚目は気象庁のサイトより本日(2018/10/14)3:00の実況天気図。



京都市北区紫野大徳寺町53にある大徳寺(だいとくじ)の本坊(ほんぼう)は、通常非公開ですが、毎年10月第2日曜日に曝凉展(ばくりょうてん)が行われ、公開されます。

今年(2018)は今日10月14日(日)、雨天中止ですが心配はなさそうです。

普段は非公開の本坊で絵・書などの虫干しが行われ、狩野探幽筆方丈襖絵など約100点におよぶ寺宝が公開されます。

受付は9:00〜15:00で、拝観料は1500円です。



大徳寺は、臨済宗大徳寺派の大本山で龍宝山と号します。

鎌倉時代末期の1315(正和4)年に大燈国師宗峰妙超が開創しました。

室町時代には応仁の乱で荒廃しましたが、一休和尚が復興しました。

桃山時代には豊臣秀吉が織田信長の葬儀を営み、信長の菩提をとむらうために総見院を建立併せて寺領を寄進して、それを契機に戦国武将の塔頭建立が相次ぎ、隆盛を極めました。

勅使門から三門、仏殿、法堂(いずれも重文)、方丈(国宝)と南北に並び、その他いわゆる七堂伽藍が完備しています。

千利休によって増築された三門二階部分を金毛閣と称し、利休の像を安置したことから秀吉の怒りを買い、利休自決の原因となりました。

本坊の方丈庭園(特別名勝・史跡)は江戸時代初期を代表する枯山水で、方丈の正面に聚楽第の遺構と伝える唐門(国宝)があり、什宝には牧谿筆観音猿鶴図(国宝)、絹本着色大燈国師頂相(国宝)他墨跡多数が残されているのですが、この虫干しが毎年10月第2日曜日で、これが公開されるわけです。



大徳寺の通常の参拝は、

境内自由(私達近所の住人は通抜け通路に使わせてもらっています)。

建物の中は、特別公開という形で期間を限って公開されています。



大徳寺へは、

市バス1・M1・北8・12・101・102・204・205・206「大徳寺前(だいとくじまえ)」停留所〜西へ、最初の信号を北へ、500m徒歩約6分。

ご注意:快速205号系統は大徳寺前を通りません。

京都駅前から直通するバスは、二条城・北野天満宮・金閣寺を経由するので、車内がとても混雑し、乗降に手間取り、とても時間がかかります。

地下鉄「北大路(きたおおじ)」駅に隣接のバスターミナルの「青のりば」から上記の市バスのご利用を、強くお勧めします。

なお、地下鉄北大路駅2番出口から歩いても約20分です(北大路通を西へまっすぐ)。

自家用車の方はパーク&ライド http://www2.city.kyoto.lg.jp/tokei/trafficpolicy/kankochi/ でどうぞ。

パーク&ライドとは、自家用車は混雑する市街地や観光地には乗り付けず、高速道路出口付近など離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法です。



大徳寺 http://www.rinnou.net/cont_03/07daitoku/
臨黄ネット http://www.rinnou.net/
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