※身内ネタではありますが、こういうこともありうると広く知って頂きたいこともあり、
公開制限はしません。
先週火曜日、父が2ヶ月に1度の定期的な心臓系統の検査のため、
市内の赤十字病院にかかりました。
そのタイミングで、気になっていることを相談すると言いました。
1ヶ月かそれ以上前から、両側の胸部にしこりができ、強く押したりすると痛いということで、
一度相談してみる、とのことでした。
相談してみると、乳ガンの可能性もあるので、
翌週専門医に診察していただくこととなり、予約もしていただいたとのことです。
乳ガンというと女性がかかるものというイメージが世間的にかなり強いようですが、
調べてみると、乳ガン患者100人に1人程度は男性なのだそうです。
というのも、男性にも一応、乳腺組織などがあり、
ホルモンバランスが崩れる、あるいは意図的に女性ホルモンを服用するなどすると、
乳房がふくらんだり、中には母乳が出るようになる人もいるそうです。
ただ、一概に胸部にしこりが出来たと言っても、
男性の場合は特に必ずしも乳ガンとは限りません。
前述のようにホルモンバランスが崩れたり、
あるいは服用している薬が作用したりすることもままあるそうです。
極端な場合、大豆由来のサプリメントを長期にわたって飲んでいる人にも起こりうるとか。
そして今日、専門医に検査していただいたところ、
乳ガンではありませんとの診断が下りました。
実はそのしこりが出来る少し前から、
父は新たに、血液がドロドロにならないようにする薬を飲み始めました。
というのも、4月に心房細動でカテーテル手術を受けて以降、
医師からその薬を服用する指示が出たからです。
その時期と、胸部のしこりが出来はじめた時期とも一致します。
その薬の副作用で乳腺が刺激されたために生じたものであり、
乳ガンであればもっとしこりが硬いとも指摘されたのだとか。
父は前述の通り手術を受けた際に他の検査も受けており、
また年齢も後期高齢者であることから、
急にそうなるとはにわかには信じがたかったところです。
ただ、仮に男性が乳ガンになると、女性に比べ転移しやすく、
たかが胸部のしこりと放っておくと命取りになることもあり、
男性にとっても他人事ではないなあと強く痛感した次第です。
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