mixiユーザー(id:12645834)

2018年09月25日12:13

58 view

アメリカに対する中国の制裁関税が足りない?

米中の貿易摩擦でよくわからないことがある。特に今回第3弾の 2,000億ドルの対中制裁関税は本格化な中国封じ込めを目指しているように思う。
それは、第一弾では米中が互いに340億ドル、第二弾では160億ドルの輸入品に対して双方が同額の追加関税をかけてきた。しかし、今回の第三弾ではアメリカが2,000億ドルに対して中国は600億ドル分にしか追加関税をかけてきていない。
これは、追加関税をかけたくても中国側にアメリカからの輸入品目(金額)がもうないからだろう。統計を見るとアメリカには、まだ未実施の貿易赤字が2,670億ドル分も残っている。しかし、中国側にはアメリカからの輸入がもうないんだよね。だからかけたくてもかける輸入品がない。どうするんだろう?率で賄えなければ、金額で賄うのか?ということはアメリカの倍以上の税率をかけるんだろうか?だとすると制裁という理屈が通らなくなりそうだ。
なお、この関税っていうのは輸入者の負担だよね。とすると中国から輸入したアメリカの輸入業者が通関にあたってアメリカの税関に支払うものだ。まぁ、物価に上乗せされるとはいえ、関税がいくらになったからと言って輸出(中国)側の懐は痛まない。(利益にもならない)だから、2,000億ドル分に関税をかけると言っても、これはアメリカ国民が負担するものだよね。なにか、相手国に負担させているような論調になっているのが気になるなぁ。

2 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する