9月17日(月)
三連休を無為に過ごしそうだったので急遽山登りに行ってきた。
岐阜県付知町、裏木曽にある夕森山(1597m)だ。
6時に名古屋を出発。
中津川から付知峡へ。
不動滝の手前で林道に入る。
舗装道路ではあるけど道幅が狭く荒れている。
どうにも我慢ができなくなり、登山口の700メートルほど手前の空き地に車を停める。
8時20分、空き地から歩きだす。
10分ほどで登山口に到着。
車は一台も駐車していない。
どうも今日は他に人がいなくて貸し切り登山のようだ。
登山道は尾根を一つ横切って越える。
不動滝からの道と合流して沢沿いに登る。
ところどころ不明瞭だったりするけど、赤テープがあるので迷うことはない。
9時45分、最後の水場に到着。
ここからつづら折りの急登を登り稜線に上がる。
11時、稜線に着いた。
水平な道を歩いていくと付知の街が見渡せた。
やがてまた急登になり、我慢して登っていく。
12時、登頂する。
3時間半もかかってしまった。
同行者がひさしぶりの山登りということで疲れ気味だったから遅くなった。
自分ひとりだったら一時間ほど早く着いただろう。
でもまだ12時過ぎだ。
ゆっくり頂上での眺めを満喫する。
北側に御岳がきれいに見えた。
田の原の上から噴煙が上がっていた。
頂上の祠には男根を形どった木製の塞の神が二体祀ってあった。
かなり古いものだ。
祠もかなり破損している。
もしかして付知町の過疎高齢化で手入れができなくなっているのだろうか。
人口減少は神も少なくなっていくのだ。
1時間近くのんびりしてから往路を戻る。
最後の水場地点まで駆け下りていった。
沢の水で汗にまみれたTシャツを洗う。
よく絞って着ると気持ちがいい。
お菓子を食べながら同行者があとから下りてくるのを待っていた。
でも30分ほどしても姿が現れない。
心配になって登っていくと、やっと下ってきた。
ひさしぶりの山登りで疲れ果てたようだ。
でもまあ、ここからは緩斜面だ。
途中でストックを貸して、なんとか登山口まで歩いてもらった。
車に到着したのが15時20分。
半日で終る予定だったけど一日がかりの登山になってしまった。
しかし思ったより良い山だった。
裏木曽あたりは他にも隠れた名山があるようだ。
また探して登ってみよう。
国道に出てすぐのところにある「付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯」で入浴。
のんびりしていて日が暮れた。
それで帰りは中央高速で連休最終日渋滞に嵌ってしまった。
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