■社会人になると友達を作れなくなる?「仕事仲間と友情は厳しい」「同僚との友情のほうが学生時代のそれより深い」
(キャリコネ - 08月15日 07:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5244960
実は俺、学生時代(大学中退だが)より、社会人に為ってからの友人は多いかなあ。まあ、大学は海外だったし、早々に中退して、組織犯罪に5年従事してて、その頃出来た友人の大半は、某国での大規模ギャング抗争で、殺されたり服役したりで、俺も強制送還で帰国だったから、当時の付き合いは途絶したので。
帰国してからは起業したんだが、借金1億抱えて踏み倒した時期あんで、その時は本当に「カネの切れ目が縁の切れ目」で、損得勘定だけの人的関係は去ってたけど、嫁を始め、借金程度で離れねー関係は、そこそこ存在してて、これはもう、今も継続してるよ。
あ、2chやmixiってネットで知り合った人も増えたねえ。今日も朝から、某マイミクさんが、愛馬で新潟に寄って、地酒を届けてくれたよ。ツーリングの途中らしい。「良い旅を」と、握手で別れたが(笑)、
でな、倒産後再起の為に、住宅リフォームの飛び込み営業の業界(殆どが、フルコミ=完全歩合制だ)の門を叩いてからの人的関係なんだが、これまた腐れ縁が多いんだよ(苦笑)、
朝、某マイミクさんと逢った後、「たまには一緒に昼飯食わねーか?」って、電話昨日貰って、逢ったのは、旧いマイミクさんはご存知かも知れねーが、住宅板金屋の元社長なんで。
時代は19年前に遡る・・・当時、俺も元倒産社長だった。喰う為に、古新聞の求人広告から「手取り70万以上可能!」に魅かれて、全国規模の販社に入社。幸いなコトに営業の才能有ったらしく、本当に稼げたんだよ。
てか、正直、「何でこんな簡単なコトして、カネが貰えるのが不思議だった」ねえ。ま、経営者のころは、それこそ「玄関先で土下座迄して、金策してた」くれーだからさ。
件の元社長と知り合ったのは、この時期だよ。あっちは当時の販社の下請遣ってたので。
直接の会話が生じたのは、2年後、その販社が突如倒産してからか。いきなり「てめえ、焦げ付いた600万払うか、柏崎原発行くかどっちか選べ!」だったからさ。
その元社長は、今は堅気だが、当時は企業舎弟。その上、その600万ってのは、俺が取った契約だったので。
「だったら、お前の会社の看板、俺に貸せよ。そしたらもっと儲けさせてやる」と当人に持ち掛け、「○○板金工業 課長 花山大吉」って名刺こさえて、暫くは専属営業遣ってたんだ。
恐らく、当時は「日本一、鋼鈑瓦を売った営業」だと思う。当時の建材メーカーから、香港やハワイ旅行に招待されたくれーなんで。
勿論、明白な主従関係も存在しない。寧ろ「俺の方が発注先」だ。一応、飲み屋では「社長」と呼んでたけどね。
対立も時にしたよ。元社長が事務員のお嬢さんに手出しやがって、DVの果てに元奥様に泣き付かれた際は、情が優先して、そっちを支持したんだ。
元奥様に、「今迄有り難うございました。探さないで下さい」って置手紙(サツに捜索願出されねー為)残して、シングルマザーのNPO紹介して、第三者名義のアパートを確保。興信所頼んで、不倫のDVD作成させ、離婚調停は、女性弁護士にお任せってな具合と。
個人的に、「女子供を殴る男は許せねえ」のでな。
結果として、その板金屋は倒産。俺もフリーに相成った。
で、暫くしたら、東日本大震災が勃発。訪販が生きてられる状況では無くなった。建材メーカーは、「高額で少量生産のその手の商材よりも、被災地に向けての廉価な建材の大量生産にシフトした」ので。
仕方ねーので、こっちは、倒産整理の頃に培った知識や経験を総動員して、暫し総合支援制度とか社会保障制度を上手に活用して、紆余曲折の果てに、今の中堅規模の販社に移籍。
久し振りに、好きなクルマやバイクを手に入れた今頃、「一緒に飯食おう」の電話さ。
理由は、逢った瞬間に判明したよ。「どーだ、良いだろう!ポルシェだぜ。ま、ボクスターの中古だけどよ」と。
まるで、「新しいおもちゃを自慢する子供と、ドコが違うんだろ」と思ったさ。
元社長は、独り親方で、被災地の石巻や仙台に入り、復興事業で相当稼げたらしい。今では何人かの職人抱えて、再び親方だそーな。
「もう一度、ふたりで暴れてみねーか?」って申し出には、「悪い、アンタも俺も、カネ絡むと、元アウトローなんで、どっちも取り分巡って汚く為るだろ?だったら、別個で生きた方が良い」「なら、久し振りに弥彦スカイラインで勝負しねーか?下りならアンタの方が軽量なんで有利な筈」「馬鹿野郎。もうそんなトシでもねーだろーが。それより、お互い、落ち着いたら、酒でも飲まねえか」で、そん時は別れたよ。
かような濃厚な人的関係は、前述の倒産時に、俺にカネ貸して、返済不能に為って、眉間に道具突き付けて「殺すぞ、この野郎!」と叫んだ、ヤクザもんもそーだった。
結局、俺殺しても借金返って来ねーし、結果、そいつも会費払えねーで、組破門に為った。
たまに古町の飲み屋で同席すんだけど、口癖は、「いやーアンタ、殺さなくて本当に良かったよ。お陰で、今、堅気で人生楽しんでられるからさ」なんでな。
・・・人は、時に利害関係で対立し、また、歳月は、「違った関係も構築したりもする」んだ。
最近、老いるのも、そんなに悪くねーなあと、心底思う、今日この頃なんだよ。
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