徒然(惣菜)

年齢もあるのか、最近は目一杯総菜を食べたい、と思うことが多い。

きんぴらごぼうや、ほうれん草のおひたし、芋の煮っ転がしなどを、御飯(できれば麦飯や雑穀米)と、汁物(豚汁やけんちん汁などの具沢山系)とで食べたい。焼き魚や唐揚げ等の主菜はあっても構わないのだけど、無くても問題無い。

小料理屋の、カウンターの上に大皿がたくさん並んでいて、その中から選ぶ、というのは理想の1つだが、大概、小料理屋故に酒も絡んでくるのが少々残念だ。酒が嫌いなわけではなく、総菜と向き合いたいのだ。

和食総菜が良いなとは思うが、ガチガチの和である必要はない、和っぽいものでもOKだ。だからマヨネーズ/オリーブオイル/ラー油や、ハム/ベーコン/オイルサーディンなどが使われていても良い。

おっさん独りが、昼からそのような食事をできるような店って、中々思いつかない。昔々、新宿歌舞伎町に「米田屋」という食堂があった。理想の1つだった。

「まいどおおきに食堂」や「わが家の食堂」なども理想に近いのだけど、チェーン店であることが、どこか画一的な感じが否めなくて、少々残念である。

この日記を書いている最中に、1つ良さそうな食堂を見つけた。若干チェーン店の香りがしないでもないが、いつか行ってみようか?と思う。