恥ずかしながら、あります。

大昔、印刷会社(今からすると、本当にそうなのかすらも疑わしい)のチラシに
「カラー印刷の本が安く作れるパック」というのが載っていて、「利用には
所定の原稿用紙を使うのが条件」というので、その原稿用紙を買うための
郵便為替を送ったものの、ついぞそれらしきものは送られてきませんでして。
当時の自分は確か高校生ぐらいでしてから、ホイホイ信用してしまいまして。

あとは、「マウスパッド」「スマホケース」の製造販売について。
どちらも「ギャラは売れた数に合わせて、売り値の何割か」という話で
ございましたが、「1個も売れていないので」とのことで、1銭も支払いが
ありませんでした。

前者の場合は「前金」代わりの原稿料も支払われなかったので、こっちから
請求書を送りましたが梨のつぶて、後者は『楽天市場』にある(あった)実際の
販売ページを見たところ、「うわ、この値段じゃ売れないわ」てな高値を
つけられておりまして。
後者の場合、店側がすぐに儲かることを最優先して値段を設定したから
そのような大惨事になったわけで、こっちとしてはその余波をかぶらない
ためには「売れた数に応じて」ではなく「全額前払い」で請けるべきで
ございました。

今にして思えば、一番最初の件は「安く利用する代わりに出費が必要」と
いう点からして怪しい、そして後の2件については「実績のないところが
やる商売に乗る=絵をドブに捨てるようなものと思え」というありがたい
教訓を得られる貴重な機会になったと思え…るわけがねえだろ!!!

現に、今もちらほらと絵を描いてはドブに捨てるようなことを繰り返して
おりますからね………。
「少しでも自分の描いたものが人の目に触れる貴重な機会」と考えて
誠心誠意描いておりますが。
たまー…に「ボランティアで描いてるんじゃねえぞ!」てな言葉が喉まで
出かかりますけんども、まあ描かせてもらえるだけラッキーだろう、と、
自分で自分を説得しておりますよ。




■あなたは、「詐欺」に遭ったことがありますか？
(TOKYO FM + - 08月08日 12:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5235640