「読書感想文」といえば、物語のあらすじをつらつらだらだらと書いて
最後に「とっても感動しました。」と適当な感想を添えて、OKッ!
…というのが定番ですが、本やらなんやらで見た話では、いろいろな
手法による感想文が生まれてきたようで。
・クラスメイトが『ウルトラマン百科』の読書感想文を提出していた
・クラスメイトがエロ小説の感想文を書き、授業中にそれを音読し、
教室じゅうがなんだか変な雰囲気になった
・『ビルマの竪琴』の本を読むのが面倒で、当時公開されていた映画を
観て書くことにし、あやうく「中井貴一の演技はうまい!」と
書きそうになった
・本の巻末の他人による「解説」を丸写しした
現在はインターネット上に「いろいろな本の感想文を集めたサイト」が
あるとかで、…便利な時代になったものです。
…かくいう自分の「読書感想文の思い出」というと、たしか高校の頃に
夏目漱石の『こころ』を読み、「自分は登場人物の誰にも共感
できなかった」という感想文を提出し、あとになって「うわ〜…、
もしかすると先生から『こういう感想はどうなのか』とか言われたら
どないしましょ」と焦りを覚えましたが結局何も言われなかった、
てなことが。
で、『こころ』といえば、それが国語の授業のネタ(もっといい言い方は
ないのか)になったとき、主人公の先生にあたる人の友達が自殺する
直前に、“先生”が寝ている部屋のふすまを開けてその様子を見る、という
場面について、担任の先生が「このとき、友人はどういう心境で
こういう行動をしたか?」てな問いかけをしたところで、近くの席の人が
ぼそっと「…(“先生”に)キスしたかったんじゃない?」と言い、
周辺一帯がパニックになった記憶がございます………。
いやはやなんとも。
■感想のつもりがほとんどあらすじ… 夏休みの読書感想文あるある
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=134&from=diary&id=5231392
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