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2018年07月28日06:18

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条件で選ぶならお見合いが妥当

お見合い結婚の方が幸福度が高いのは、条件面の査定を満たしやすいのがお見合いだから。
結婚は恋愛の延長ではなく、生活の延長が結婚であることをよく示している。

恋愛は人間関係の一端でしかなく、日本社会全体がミス・平均を下回ること・レールを外れることを許さない空気だから最も濃ゆい人間関係の恋愛・結婚のところで目立って表出しているだけで、人間関係全般が失点回避で希薄になっている。

「普通」を下回ったら許しません、という空気が社会に蔓延している限り、恋愛・結婚の数が増えることはないと思える。



日本は「普通」であることを求めるプレッシャーが厳しく、あらゆる要素で「普通」(平均以上であること)を満たそうとすると、ある意味ものすごく完璧な人にならないといけなくなる。
昔からそういう傾向ではあったが、リーマンショック以降、経済的な条件でリーマン前の「普通」を満たせない男性が増えたので、「普通」査定が厳しくなった感がある。

イケメンや金持ちなどの突出した才覚がある人は、その突出した部分で平均未満の要素を捻じ伏せられるので完璧に普通である必要がない。
そもそもが無責任で衝動的な男性も、完璧に普通をやることはないので「普通」プレッシャー免除になる。



そして「普通」未満の非を問われることが多いのは、扶養義務の空気が残っている男性側になる。男性は経済力や社会的地位で「普通」未満だったら大きく減点される。なので恋愛・結婚市場に「普通」の男性がいませんになりやすい。

女性は経済力や社会的地位で「普通」未満の非を問われることが少ないので、相対的に女性側に非は少ないことになる。

なんでかんで扶養・被扶養の制度があるうちは、男性側に点が辛くなるのは否めない。女性の出産能力に「普通」未満という点をつけたら大問題になるが、男性の経済力に「普通」未満と評するのは当たり前のことだから。



恋は冷めればそれまでだが、お金は相互の関係が冷えても役に立つ。

性格や相性は数値で区切れないので何とでも言いようがあるが、収入の数字は厳然としたリアルな条件なので、数字の確認前提ではスタート出来ない恋愛結婚に比べ、数字の確認ありきで始められるお見合い結婚の方が、幸福度というか満足度というか利益は高くなるだろう。

扶養制度があれば使いたくなるのが人情で、扶養制度によって助かる世帯があるのは厳然とした事実だが、扶養・被扶養の補助控除制度を残しておくと、被扶養に入りたいが故に男性への「普通」査定が厳しくなるのは否めない。

被扶養を付けるのは子供と働けないぐらい老いた人と障碍者に絞り、配偶者の被扶養は廃止した方が良いのではないかと思える。


ロス効果とゲイン効果、お見合い結婚の幸福度が恋愛結婚より高い理由
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=62&from=diary&id=5218092
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