神は思考する存在で、善を実現するための計画を立てます。これを非物体的な始動者＝運動の原因とすることにします。神＝実体＝全自然は幾何学的にこの構成関係を描きます。
例えば、円の始動が神だとすると、終局は、全宇宙を形成します。流体の曲線運動も対角線をはさんで、二つの円が形成されます。これは金属や水銀などによって、円が形成されるためです。
実体形相（forma sustansia)は魂の連結関係であり、世界理性を形成します。自然は神の時計（hotologium dei)であり、無益なことは何もしません。なぜなら、原因のないものはありえないからです。この第一原理が構成原理を形成します。所産的自然（natura naturata)は運動と静止の原理です。形而上学必然性とはラポール（関係比）のことであり、偶有的存在とは非AにもAにもなり得る存在です。自然はこの円運動の限界しか産出しません。
例えば４角形があったとします。２等分すると３角形が２つになります。これを可分的と呼びます。合わせると全体を形成します。世界の様相は、精神・質料・空間・運動によって成り立ちます。神学・形而上学は事物の作用因ないし、精神を扱います。道徳哲学は倫理学であれ、法学であれ、事物の目的ないし、善を扱います。神は１にして多を産出します。形相の断面は、質料の内在する力により、連結して事物を造ります。
そして、この時期神学には新しい運動が起こりました。
�軌枌偲�なもの＝聖書を斥ける原理
�曲�離論者＝教会の聖なる教父たちを排除するもの
�型燭覆詢�場で教会の学者が聖書と原始教会が調和するという考え方。
他方で、レーフェンフックなどの研究によって、自然が垣間見えるようになりました。ライプニッツの企ては、神学と自然学との融合にこそあったと思います。
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