注目の振替輸送

先週末の西日本豪雨により、
一時期は運休していたＪＲ山陽新幹線は、さしたる被害もなく、
現在は通常通りのダイヤで運行されています。


しかし在来線に目を向けると、
ＪＲ山陽本線・笠岡〜海田市（かいたいち）間、
ならびに迂回となるＪＲ呉線も、三原〜海田市間の全線で相当な被害を受け、
運休が続いています。


そして、岩国〜徳山間においても、
ＪＲ山陽本線（柳井回り）とＪＲ岩徳線、錦川鉄道線も、
数カ所で土砂崩れや路盤流出が発生し運転できなくなっています。


このため、
被災前に購入した定期券・回数券・普通乗車券において、
不通区間を含む場合、新幹線での振替輸送が行われています。
（ただし、ＩＣカードのチャージ額での利用はできません。また今普通乗車券を購入しても振替輸送の対象とはなりません）

前者は新倉敷〜広島間、後者は新岩国〜徳山間で、
ＪＲ在来線と接続していない新尾道、東広島、新岩国へは、
それぞれ西条・尾道・岩国から連絡バスが運行されるとのことです。



さて、７月２０日からは青春１８きっぷシーズンとなりますが、
旅行見合わせのお願いが出ていることなどから、
おそらくこうした振替輸送の扱いは期待薄というところでしょうか・・。