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2018年07月12日07:42

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映画『リディバイダー』

現実世界vs複製世界・・生き残るのはひとつ。
現実の地球と、地球をコピーして作り上げた複製世界が舞台となるSFアクション映画です。
近未来の地球は、エネルギーの枯渇が大きな問題となる。
人類はコピーしたもうひとつの地球「エコーワールド」の質量からエネルギーを得ることで、問題を解決しようとする。
二つの世界をつなぐ装置・・巨大タワーにより無尽蔵にエネルギーが絶え間なく充填されていく。
しかし、そのタワーの暴走により各地で異常事態が発生。
地球は崩壊の危機に陥ってしまう。

さて、近未来で現実におこりうるエネルギー問題はSFストーリーの定番だ。
人類は元NASAのパイロット、ウィルをエコーワールドへ送り込む。
現実の地球では通常の客観映像と複製世界では主人公ウィルの一人称視点映像を用いている。
この主人公目線の撮影方法は中々面白い。
また、もう一つは、地球とエコーワールドそれぞれのシーンを交互に見せる編集技法が実に上手い。

ところで、二つの地球という理論が本当に可能なのか?
凡人には中々理解しがたい架空の設定になっているが、過去にも同じような映画が制作されている。
近年では『アナザープラネット』(2011年)が記憶に新しい。
また、かなり昔の映画で・・太陽の正反対にもうひとつの地球が存在し、それぞれが太陽と同じ周回軌道上を回転するので相手の星が見えない。
その瓜二つの地球には同じ人間が存在すると言う。
それは確か『決死圏SOS宇宙船』(1969年)だったと思う。
この映画をもう一度観たくなった。
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