小田急ロマンスカー7000形勇退
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小田急電鉄の特急ロマンスカー車両として昭和55年の暮れから活躍してきた7000形電車(LSE)が約37年半にわたる活躍に終止符、定期運転終了ですか。先代のロマンスカーである3100形(NSE。昭和38年〜昭和42年に製造)のコンセプトを引き継ぎ、より現代的なデザインに一新した系列で、NSEを引き継いで両方向の先頭車輛の運転席を2階に配し、前面に展望席を設置、11車体12台車の連接車としているのが大きな特徴で、前面に展望席がある小田急のロマンスカーの伝統的なイメージをさらに高めた存在となった車両でした。
新系列のロマンスカーとしては17年ぶりの新型車両であり、当時はそのスタイルも斬新な印象がありましたね。沿線に通学していたので利用する機会があり、そのデビュー当日の列車に乗ったこともありました。その前日まで風邪を拗らせていた中、なんとか治して新宿と小田原を往復していたのが記憶にあります。
そのロマンスカーLSEですが、そのハイライトと言える出来事が登場から2年弱の昭和57年に国鉄(当時)がLSEの第2編成を借り入れて東海道本線の大船ー熱海間で走行試験を行ったことがありました。当時、在来線で最高時速130km/hの特急を走らせる構想があり、1両の車体に2つの台車を装備する一般型の車両である183系との性能の比較データを得るため、東海道本線でテスト走行をしたものです。国鉄としては連接車の実用化は成らず、その国鉄も体制が地区分割のJRに変わりましたが、こうしたテスト走行に抜擢されたことは大きな実績となったと思いますね。
LSEは総勢4本44両が製造されましたが、その後の新車は床面を高くして視界を広くした10000形(HiSE)にとって代わることとなりました。しかし、バリアフリーの観点から構造に難点のあった10000形はそれが理由となって早い時期に退役し、一世代前の7000形が生き残ることとなりましたが、リニューアルしたとは言え旧式となったのは否めず、残った2本が昨年度と今年度の2年をかけて70000形(GSE)と言う前面展望席タイプの新型車両に置き換えられることになり、最後に残った1本が今日を以て退役となった次第。懸案だった複々線が完成し、前面の展望席に映し出される風景もずいぶん変わりましたが、40年近い活躍、お疲れさまと言ったところですね。
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