mixiユーザー(id:7522789)

2018年07月08日18:05

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生物学的には「夫」というのは不要

種族を維持するには、オスは肉体的に強健なのが少数居るだけで足りる。群れを構成する高等生物は大体そうなっているし、人間が飼育している家畜はもっと極端にそうしている。

人間が世界のほとんどの文化圏で一夫一妻制なのは、土地や家業を嫡子に集中して相続しないと、リソースが分散してしまって各々がジリ貧になってしまうからそうしている。誰が嫡子なのかをハッキリさせるための一夫一妻。

つまり生物学的な妥当性ではなく、社会学的・経済学的な合理性からそうなった。なので産業構造が農業や手工業が主体ではなくなった現状、一夫一妻制は不適当かも知れない。



国家や民族の人口維持の面で考えれば、男性側の非婚率は大した問題ではない。極論すれば男性の非婚率が80%でも、女性が9割結婚して2人ぐらい産んでいれば、人口維持としては問題ない。

ATM兼、執事兼、運転手兼、ボディガード兼、遊びに行く時のツレとして面白いこと、といった要求スペックを満たすだけの男性は少数しかいない。だから男性側の非婚率が高い。

しかし人口比ではそうまで男性が多いわけではないから、男性に対する要求スペックを上げると、結果的に女性も非婚化する。

今の日本、どちらの性別も自分を守ること優先でコスパとリスク回避重視なので、夫婦間の分担を議論したところで折り合う妥協点は見つからないのではないかと思える。
であるならば、無理に妥協点を見つけるのではなく、そもそも結婚しない方がコスパ良くリスクは低い。



この際、優秀な血統書付きの凍結精子を買ってきての人工授精出産に健保適用で良いのではないかという気がする。
生まれた子供は、産んだ女性とその実家で育てれば良い。つまり女系社会にすれば良い。

北欧は半分そんな感じだと聞く。大半の霊長類もそんな感じで群れを構成しているのでむしろ動物としては正しいかも知れない。

非婚だと女性一人分の稼ぎで子供を養うのは厳しいが、ぶっちゃけ金さえあれば未婚の母でもそんなには困らない。DVやモラハラのリスクを考えたら、未婚で産む方が得かも知れない、金さえ有れば。

夫抜きで出産・育児するにはもちろん大きな公的補助が必要で、その補助の財源を作るには、性別に関わらず独身及び子育てが終わった世帯には高い税をかけないと成り立たない。北欧の消費税率は25%ある。

要はそれだけの高い税金を受け入れるかどうかだ。



夫の家事参加意識は高まるも妻に偏り、「家族30年変化」調査結果から
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=87&from=diary&id=5190889
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