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2018年06月26日16:07

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君の名前で僕を呼んで(Call Me by Your Name)

  

1980年代のイタリアを舞台に、17歳と24歳の青年が織りなすひと夏の情熱的な恋の行方を、美しい風景とともに描いたラブストーリー。アンドレ・アシマンの同名小説を原作に「日の名残り」「眺めのいい部屋」の名匠ジェームズ・アイボリーが脚本を執筆、「胸騒ぎのシチリア」などで知られるルカ・グァダニーノ監督がメガホンをとった。第90回アカデミー賞で作品賞ほか4部門にノミネートされ、アイボリーが脚色賞を受賞した。「インターステラー」「レディ・バード」のティモシー・シャラメと「コードネーム U.N.C.L.E.」「ソーシャル・ネットワーク」のアーミー・ハマーが主人公カップル役で共演。83年、夏。家族に連れられて北イタリアの避暑地にやって来た17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に泳いだり、自転車で街を散策したり、本を読んだり音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオはオリヴァーに特別な思いを抱くようになっていく。ふたりはやがて激しい恋に落ちるが、夏の終わりとともにオリヴァーが去る日が近づいてきて……。(映画.comより)







  美しい映画でした。もうそこに尽きると思います。美しいイタリアの避暑地を背景に、(日本では考えられない長さの)夏の休暇を過ごすブルジョアの人々。今回は大学教授とその家族、途中で呼ばれた大学院生ということになっています。もちろん学者ですから、休暇を過ごしているように見えて、実は研究しているのかもしれません。でも、本当にのんびりとしたものです。ひと夏をあんな風に過ごせたら・・・日本にいる限り、あくせく働くしか生きる道はない、とわかっていても憧れてしまいます。もっとも、貧乏性が身に染みついているので、「ゆっくりすること」自体、できないかもしれませんが。

大学教授の17歳の息子と、彼の門下生である大学院生のひと夏の切ない恋。映画で描かれているのはそれだけです。それでも、美青年二人がたわむれているだけで、風景とも相まって美しい。無粋な私は、「君の名前で僕を呼ぶ」あるいは「僕の名前で君を呼ぶ」ことがなんなのかがよくわからないわけですが(少なくとも、自分が異性と恋愛しているときはそんな風にしたい、あるいはしようと発想しなかった)、しかし、そんなことはどうでもいい。そこに美青年がいる、そして惹かれあっている、それで充分な映画なのです。

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