自称「正義」

この記事のポイントは問題の人物が正しいことを言っているのではなく、自分が正しいと思っていることを他人に押し付けていることにある。例えば電車の優先席はお年寄りや障がい者と同様に妊婦も優先的に座っていただくことを趣旨としているし、窓に貼ってあるイラストもそう示しているにも関わらず、妊婦は対象外と思い込んでいる人は確かにいそうである。

ワタクシ自身の経験で言えば、何年か前の話だがある日の昼休みに会社近くの大通りの歩行者通路を歩いていたときに、スピードを上げた自転車が反対側からやってきて、ワタクシのカバンが軽く自転車に接触したことがあった。自転車乗りは大声でワタクシを怒鳴りつけた。この道では歩行者通路を自転車が通っても良い標識があるが、その標識には「歩行者優先」という但し書きもしっかりとついている。近くに交番があるので一緒に行きましょうと提案しようかとも思ったが、もっとややこしいことになりそうだったのでその時はやり過ごした。

思い込みは誰にでもあることなので、間違いを指摘されたらそれを潔く認めるべきだろうと思うが、それって多くの人には難しいことなのだろうね。同じような話は日本に限らずアメリカのニュースサイトとかでも目にするので、こうした性格の人はどこにでもいるのだろう。

■SNS・電車・会社で…みんなを困らせる自称「正義マン」問題
(TOKYO FM + - 06月23日 18:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=257&from=diary&id=5169325