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2018年06月20日22:30

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【無線】VX-7の受信感度が悪くなった!?(故障)

実は昨秋、雌阿寒岳を登った際に、アウトドア持参用のボロボロなVX-7を亡失してしまった。仕方が無いので、使い慣れている中古のVX-7を再び購入した。

ある日、入手した中古VX-7を手の高さから落下させてしまったところ、MAIN側の受信感度が極端に悪くなってしまった。両バンド共、同じレピーターの周波数に合わせてカーチャンクを実施すると、SUB側は受信しているが、MAIN側は受信している様子は無い。
なお、20cm離れた所で送信したハンディーの電波は受信している様なので、PLL等の発振類は壊れていない気がする。
それでも、正常なSUB側は9++のSに対し、MAIN側は7程度なので明らかに感度が悪く、離れた場所との交信は無理なレベルだろう。

色々とNET上を探ると、VX-7、FTM-350、FTM-10Sで時々ある症状らしい。
疑わしい原因は中間周波数である450KHzのセラミックフィルタの物理的な故障だとか。これによって受信感度が恐ろしく低下する様だ。私のVX-7の原因かどうかは不明だが、そのままにしておいても使えないので、とりあえずはダメ元でこの部品を交換してみる事にした。

一般的な中間周波数である455KHzのセラミックフィルターは、ムラタ製が有名で入手し易いが、この無線機に用いられているのは450KHzと微妙に異なり、通販などでの少量入手は難しい気がする。

ダメ元でバースタ(YAESU無線)さんに、部品販売をしてくれるか聞いてみたところ可能とのこと。但し、直接販売は行っていないので、無線機屋のショップを経由して欲しいとの事だった。
 
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部品名 :セラミックフィルタ LMT450FW-A
部品番号:H3900572A
※VX-7には2つの受信回路が入っているため、フィルタも2個入っている。両方とも同じ部品の様なので、今後の故障に備えて両方交換する事にした。

部品の価格は、\200円だったので、別のVX-7の予備も含めて6個調達した。

交換作業に入るが、以降の作業を真似する場合は自己責任でお願いします。

まず、基板を摘出するためには、ボリウム/SQとスピーカ/マイクのコネクタには、外周を止めるナットがある。取り外す専用工具は無いので、ピンセットを開いて溝を引っかけて回すしかない。(そんなに硬く止まっていない。)
なお、アンテナのSMAコネクタ周りは外す必要がない。
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次は、リアパネル及び電池ケース内にある計6本のネジを外すと、筐体を開腹する事ができる。
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開腹後に、注意が必要なのは3枚の基板を繋いでいるフラットケーブルだ。何度か開腹している様な個体の場合、フラットケーブル自体が金属疲労で断線し易い。極力テンションを掛けないようにし、コネクタのロックを解除してから外して欲しい。
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基板類は3枚構成だが、中間の基板に交換するフィルタが付いている。この基板の4隅のネジを外し、基板を取り出す。
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基板に乗っている部品の大半はチップ部品だが、かろうじてこのセラミックフィルタは従来の2.54mmピッチなので、交換作業はやり易い方だが・・・当然の様にスルーホール基板なので、“半田吸引器”、“はんだシュッ太郎”、もしくは友人の手を借りるなど、半田ゴテ1本だけで作業は難しいと思う。
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元々付いていたセラミックフィルタは、“東光”製の様なロゴが見えるが、今回メーカーから取り寄せた物は、私の知らない別なロゴと、別な型番が見受けられる。破損に対する改良品なら良いのだが・・・。
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あとは、基盤を戻し、フラットケーブルを基板に差し込んで組み上げる。ケース等の組み上げは、出来れば防水の為の“シリコングリス“等をパッキン等に塗ってから、筐体を閉めた方が良い。
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これらを無線機メーカーに送って修理して貰うと、1万円くらい掛かるらしいです。
今なら、ヤフオクなどで中古機が1万円程度で入手できます。こりゃ判断に迷うな。(笑)
そろそろ新しい無線機に入れ替えても良いのですがね・・・。
使い方に慣れたVX-7には、もうちょっと頑張って貰おうかな?(^^)

↓YouTube 修理前/修理後



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