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2018年06月14日11:54

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世界を驚かす覚悟がある

世界を驚かす覚悟がある

このTシャツは、たしか2006年サッカーワールドカップドイツ大会に向けての壮行試合終了後、ピッチの中で選手達が着たものと記憶している。なんという強い意志だろう。なんという甘い響きだろう。あの頃は日本サッカー代表には、愛と勇気と強い気持ちがこもっていた。そして夢があった。

しかし、ドイツ大会でその鼻をへし折られ、ジーコ監督は日本にも来ず、スゴスゴとブラジルへ帰ってしまった。次の2010年南アフリカ大会も、その強い意志は残っていたが、岡田監督によって、「守って守って世界、いや日本を驚かした」。

さあ2014年ブラジル大会、本気で今度こそ世界を驚かす覚悟を見せよう、絶好のチャンスと意気込んだが、またもや鼻をへし折られた。

ここまで鼻をへし折られると、「世界を驚かす覚悟がある」というフレーズを、誰も言わなくなった。このフレーズには、攻めて攻めて、世界を驚かすという意味が込められていると私は思う。このTシャツを作った時、守って守って世界を驚かすと思った人がいるだろうか?皆無だったと思う。

さて、いよいよ2018年ロシアワールドカップ大会が始まる。歴史は繰り返されると考えるならば、今回の大会は、「守って守って世界を驚かす」順番になる。今の状況はそれしかないだろう。

監督が大会の寸前前に変わり、流れはネガティブだ。しかし日本には、なぜあのブラジルで惨敗したか、優勝を豪語していた本田には、なぜ惨敗したか答えを出す必要がある。4年前あの涙の中から、しぼりだしたように答える選手達は、次回こそ日本サッカーの道筋の答えを見つけなければと誓っていた。

しかしハリルホジッチ監督は、そんなブラジル大会の惨敗なんて俺は知らないよ、俺は俺のスタイルをするだけだと突き進んでいった。そこには、本田・岡崎・香川のチャンスはほとんどなかった。日本サッカーの歴史なんて無視していく監督には、選手・サッカー協会もどうにもならないジレンマを持っていただろう。もし、練習試合で勝ち進んでいれば別なんだが・・・・

西野監督は、大変な作業を引き受けたかもしれない。しかし、どうしてもブラジル大会の惨敗の答えを見つけ出さなければ、これからの日本サカーの道筋が見えてこない。私は今回も惨敗でいい。しかし、そこに一筋でもいい日本サッカーの未来が見えさえすれば。だからこそ、西野監督は、本田・岡崎・香川をメンバーに入れたと思っている。

負けると思うな、「世界を驚かす覚悟がある」と宣言した先輩達の気持ちを、ぜひ繋いでほしい。未来の日本のサッカーのために。

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