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2018年05月31日15:29

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シェーン(Shane)


  雄大な自然が広がる西部開拓時代のワイオミングを舞台に、流れ者シェーンと開拓者一家の交流や悪徳牧場主との戦いを描いた名作西部劇。ジャック・シェーファーの小説を原作に、「陽のあたる場所」「ジャイアンツ」のジョージ・スティーブンスがメガホンをとり、アラン・ラッドが主演を務めた。南北戦争後の西部。厳しい自然や横暴な牧場主ライカーとのいさかいに悩まされていた開拓者ジョーとその家族の前に、シェーンと名乗る流れ者の男が現われる。ジョーの息子ジョーイと仲良くなり一家のもとに身を寄せることになったシェーンは、ジョーの仲間の開拓者たちとも友情を育んでいく。しかしライカーの暴力は日ごとにエスカレートしていき、ついに開拓者の1人が殺し屋に命を奪われてしまう。ライカーとの話し合いに向かおうとするジョーを止めたシェーンは、たった1人でライカー一味に立ち向かう。公開60周年となる2013年にデジタルリマスター化され、日本では15年・第28回東京国際映画祭で初上映。16年4月より全国公開される。(映画.comより)



<午前10時の映画祭より>





  実はこの名作、見たことなかったんです。頭でっかちになって「シェーン、カムバ〜ック」の台詞だけ知ってるような、けしからん映画ヲタクでした(笑)。レンタルでも探せばあるのでしょうが、午前10時の映画祭で上映されていることをふいに発見!これも縁だと思って出かけました。

確かに話の展開や俳優さんたちの演技は古くさい(当たり前だ)。でも、やっぱり名作の誉れが高いだけのことはありますね。人々に人情ってものがあり、正義が正義だったころ。もちろん、街のワルは存在するのですが、彼らの行動にすら一本筋が通っていた頃。そんな時代の、主に男たちの世界を描きます。また幼い男の子が「チャンプ」並みにかわいくて健気。ここは本当に、この年代(年齢)の男の子でないと成り立たないお話だったんでしょうね。かわいい!これくらいの、やんちゃなんだけれども一生懸命な感じの男の子って、大好きです。単純(単細胞とも言う)で、純真で。強い男(父親含め)と優しい母親が大好きで。もうこれだけで頬がほっこりゆるみます。

流れ者のシェーンは、その強さと正義感で、きっと行く先々でとどまるよう説得を受けているのでしょう。でも、過去何があったのかは描かれませんが、あるいは単なる信条なのかもしれませんが、彼に「腰を落ち着ける」人生は考えられないのです。彼を本気で慕っていた少年の叫びもむなしく、シェーンは行ってしまうのですが、しかし、この時代はこういう男たちが結構いたのでしょうか。彼らはその後、どうなったのでしょうね。いつまでも青年ではいられません。やがて歳を取ってきたときに、志のとおり、好きな場所でのたれ死んだのでしょうか。そうならないうちに定住した人もいたのでしょうか。どちらにしても、自由な時代だったのでしょうね、それなりに生きづらいとしても。人々が何度でも見るのが、わかるような気がします。

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