※ブログより٩( ᐛ )و
あんまり詳しくないんですけど、
仏教に禅定っていうものがあり、
調べると、、
心を静めて一つの対象に集中する
宗教的瞑想(めいそう)。
また、その心の状態。
と、出てきます。
これが、8段階あり、
この段階の名前が
混乱するような名前です 笑
すっとばしますと、
最後の段階は、
非想非非想処
（ひそう-ひひそう-しょ）と
呼ばれているようです
意識も無意識もない境地。だと
ブッダは、この
8段階目に到達しながらも、
「なんか、違う」 っていうことで
9番目の境地
滅尽定（めつじんじょう）に
入って行ったそうです
--あらゆる煩悩を滅し尽くし、
心のはたらきが完全に尽きて、
再び後戻りしない聖者 の境地。
現代では、
多くの大人の人たちが本を読み、
「ソレ」を理解しようとしています
つまり、人間と言う
一個人として、その枠組みを
理解した（説明できる）
とし、頭でっかちになる
パターンがほとんどと思います。
ブッダの凄いのは、
それを見越してなのか、
そういう落とし穴におちないように
配慮して語り、
つくってきたように思えるところです
それは、個人的には、
「優しさ」に思えます
その優しさは、
何千年後にすら届くような
優しさ
その手は、死んだ後の命たちに触れ
慮られ、伸ばされたかのようにも
見えます
その逆は、
虚無感なのかもしれません。
ダライラマが、（チベット仏教が）
実践の書 という本の中で、
虚無（感）に対して、
それを避けるためのたくさんのことを
記していてくれていました。
思うに、虚無感や、
虚無の境地（虚無性の論理）は、
個人の中に納まることであり、
他の生命、
自分の死後の生命に関する
包括的な優しさ、
手を伸ばすことは
できないと思っています。
そして、、
「万物有史はじまる
以前のソレは、何もすることが無く
その状態なのだ、、、」
と主張するような
知性の名をかぶったエゴの
知的論理を満足させた
論理が続いていきます。。。
ある知性ある生命が、
自分のエゴを満たすために、
その知的満足感をみたすために
満足感のある論理によって
「境地に達した」
と言うのは、
想像するに難しくありません。
学校のお勉強と一緒で、
暗記して、答えを書くように
悟りを語る
（知性は
「理解したと思っている自己」
に埋没している）
この禅定による
8段階は、そういう罠を避けるかのように
まるで設定されているようにも思えます。
つまり、ブッダは、
はっきりと、
「それじゃないよ、、
そこを通り過ぎていきなさい。」
と言っているようにも思います。
私たちは、
他の人が知らないことを語ることによって
優越感を感じるふしがあるかもしれません
もっぱら、僕はそうです 笑
とするなら、
優越感を感じられるところが、
探求のゴールになることがありえます。
誰も知らないような、
悟り、空（くう）の理解をすることで
それが、探求のゴールになりうる。
そして、道を踏み外す
というわけです。
では、それをどうやって
越えていくでしょうか？
おそらく、魂の進んできた道も
あると思いますが、、
意図もあると
個人的には思っています。
個人の自己満足、
他者への優越感、
それを超えた境地があるのなら
人がその境地に足を
踏み入れるのは困難です。
なぜなら、
そこに留まるからです。
けれど、ブッダには、
おそらく
生命を苦しみから救ってあげたい
という意図
を持っていたと思います。
それは、見せかけでなく、
心のそこ、魂からくるものだった
のかもしれません。
禅が、
足を踏み外すことがあるとしたら、
そこに意図の吟味が行われていない
ことがあるのかもしれません。
それは、
悟りの空間的性質から、
徹底的に攻めていくように
思えるからです。
段階をおっていく瞑想では、
この8段階がいい指標になって
いたのかもしれません。
おそらく、道を踏み外す
論理的至高、
優越感の保持
があり、
そこを避けるために
ブッダより、
縁起（えんぎ） が
説かれたのかもしれません。
ウィキペディアには、
こう書いてあります
縁起--他との関係が縁となって
生起するということ。
（全ての現象は、原因や条件が相互に関係しあって成立しているものであって
独立自存のものではなく、条件や原因がなくなれば結果も自ずからなくなるということを指す。）
これは、虚無性の論理への
処方箋のようにも思えます。
それくらい、
虚無性の論理に陥り
虚無感から抜けられず
かつ、そこを悟りの境地だと
思ってしまった知性たちが
いたのかもしれません。
その知性たち
私（あるいは、あなた）の知性が、
いかに、そこに満足感と
他者への優越感に浸っているかを
観察してみてください。
（それは、面白いことです）
縁起の中で、
他者ありき
つまり、
他者との関係性の中で
私たちは存在しているんだよ
っていうような感じで
書いてあるように思います。
すごく、他の命に
注力するような方向性にも
見えます。
個人の論理で
完結し、手を伸ばせる範囲に
ないもの。
個人の思想で
完結し、手を伸ばせる範囲に
ないもの。
他の命とのつながりや、
暖かさを感じるには、
個の頭の中だけ
にいることから
外に出て、
誰かと手を触れ合うまで
ないのかもしれません。
頭と論理は、その暖かさを
持ってないかもしれません。
誰かと心から
微笑みあっているときに
理由がない笑顔がでるときに
戦略や、知的解釈や、
論理的傑出がないように。
・・・禅定の８段階をみて
思ったことを書いてみました。
そこには、
ある意味
思いやりの意図。
縁起に通ずる意図と、
行動を行おうとする日々が
あわさったもの
それが無いと、
先に進めないのかもしれません。
少なくとも、虚無性の論理、
虚無感には、
縁起の意図は
ないように思います。
ここでいま、
あなたが、遍在する命たち
それぞれに密む 存在だと
してみます
つまり、縁起側として
ある命が、
遍在する命と
一体化し、
気づくとき
どういう感動が
あるんでしょうか？
詩を。
「言葉を超えた圧倒的な
感動の中
論理も何一つ握らず
論理のすべてを握り締め
あらゆる命の中で
お互いの顔を見合し
そのつながりに
お互いに涙しあい
微笑むとき
キラリと光る
目覚めの粒と共に
深く、深く、
仲たがいをしてきた
生命たちの間に
欠けることのない
共通の部分があり
欠けることのある
多様性があり
心底
あの、
遥か向こうの命とも
わかちたがい絆があり
そして
わかちがたいものが
胸を打つものであり
それが、
ハートに響くとき
ただ、命を救いたく思う
その自然さは、
人間が足の小指をぶつけたとき
小指を守るように自然であり
その配慮は、
その奥の生命にまで、
届いている。」
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