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2018年05月28日23:42

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戦争ウンコ

いま名作映画週間とかのWawWawが無料で見れる。選りすぐりの心に残る名画を、で上映予定の表を見たら、トルナトーレ:ある天文学者の恋、・・・などあり、ヴィスコンチ監督アリダ・ヴァルデイ主演:夏の嵐(1957)もあったので思い出した。これは墺伊戦争の最中のオーストリアの士官とヴェニスの公爵夫人との恋愛で、アリダ・ヴァルデイがいいかげんな青年士官のためめちゃくちゃになる話しだが、イタリア語の題名は " Senso" である。なぜ ”夏の嵐”と訳したのか " 戦争" と訳せば音訳・意訳ともにうまく行くのに、と思ったことがある(何年か前にここに書いた)。さて、昔イタリア旅行をして、まずピサに着いた。駅前でホテルの名を告げてタクシーに乗って外を見ているとあちこちにsenso unico と書いた標識があった。15分ほどタクシーに乗っているあいだに これは " 一方通行 "という意味だとわかった(unico=unique ! ). sensoはどういう意味かまだわからない。きっと方向という意味だろうけど、するとヴィスコンテイの映画の題がなぜ 「方向」となってるのか? 戦争ウンコにすれば(その情景等もうかんできて)いいと思う。
さて、WawWawの本日は「シャトーブリアンからの手紙」というブリキの太鼓の監督の名作だったが元題名は "La mer de l'aube "(明け方の海)でやはりずいぶん変化している(シャトーブリアンから、などというとふるさと納税:ランクA5牛肉のようだ)。これが終わってすぐにヴィスコンテイ・アランドロンの「若者のすべて」が始まり、耳を澄ましてるとイタリア語がたまに聞き取れる。そこで細君に、上記の戦争ウンコの話しをしたが何もおもしろくなくてうるさい、ということだった。
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