映画「ラスト・キング・オブ・スコットランド」を見ていると、
ウガンダのアミン大統領が政治のバランスを崩していく様子が描かれています。
ストレートな話、財政がダメだと政治もくそもないのは、
ウガンダやジンバブエとかソマリアを見ているとわかります。
そんな中、京都新聞によると、大津市が反対署名受け取り拒否したそうです。
大津市は市の施策の方針に反対する市民1万5千人分の署名の受け取りを拒否。
市民の要望を記した署名の受け取りを自治体が拒否するのは異例で、
提出した市民は「住民の声を聞く意思が市にはないのか」と批判。
専門家は「市民が主役という前提の否定だ」としているそうです。
市が目指す市民センター統廃合で現在36所にある支能を10カ所に集約する案に対し、
市民サービスの低下で、高齢者や障害者への配慮が欠けるなどと撤回を求めているそうです。
青山・瀬田南・中央の3学区自治連合会が、15384筆を集めたそうです。
学区自治連会長ら市民10人が市秘書課を訪問して提出。
市側は市自治連が一体として検討するので、
個別の学区単位の署名は受け取らないよう要請があったと受け取りを拒否。
受け取りで市側と学区自治連で約2時間押し問答になったそうです。
記事には、専門家と呼ばれる人々が記事の中で、民意無視とか言ってますが、
単純に考えると、そう言った意見を受け入れてしまいそうになりますが、
自治体も破綻すると言う事を忘れているのかも知れません。
しかも、人口や面積から考えると、実際我が京都の2倍近いのです。
夕張市の破綻後はまともなサービスはほとんど無く、
水道などのライフラインすら維持が難しくなる有り様。
全体としてバランスを見ると言うのは、残酷な様ですが、
案外正当で大切な事だと思います。
一つを維持するために、全てを失う事もあるのですから。
全体で話し合ってから考えるのも大切なんじゃないかなあ。
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