何年ぶりだろう
何年ぶりだろう
自分の年代の人を欠いたグループで、熱弁を交わした
頭で描く、人たちは誰も、篤くならない
悲しい日本人ばかりなのだ、政治を語れない
夜の7時から10時まで狭い空間に集まって、
一冊の本を読む、
現実の時代は、無機質な行動の連続である
50年ほどの過去を思い出しながら語った
持ちあがるテーマは、哲学と心理学か
主たる題がなんであるか、老いた者にわからない
概念的に、読書、本のことだろうか
一言も私の疑問を口に出さなかった
今の日本人に、本は必要とされていない
彼らは、読むにふさわしい能力を備えていない?
怒る感情を持ち合わせず、俯瞰的に物事を捉えられない
その意識を確かめるため、自分が書き始めてわかる
主体になってこそ、論を進めることができる
忘れていたものを、議論として入り込めた
年齢を越えたのではないか、熱くなった
事実を思い起こすため、記事・日記・記録を残すべき
忘れてしまう私には、最低限必要なこと
これが、幸せへの一歩
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