NHKスペシャル縮小ニッポンを観ての感想。

いい加減、技能実習生制度は廃止すべきである。
これは、労働力の搾取以外の何物でもない。
たった5年しか働けない、転職も不可。
今、勤勉で賃金の安いベトナム人の労働者争奪戦が世界で起きている。
それは即ち世界各地で労働力が不足していることを表している。
日本も典型的な例で、2050年の人口ピラミッドは、その形から棺桶型と呼ばれている。

日本は移民を受け入れるべきである。
技能実習生といった使い捨ての労働力ではなく、きちんと労働者として日本に来てもらうべき。

彼らの多くが3Ｋの仕事に就く。

そんな彼らに対し、給料の未払いや暴行などが行われているのも現実。

日本はこんな国だったのかと大いに失望した。

正直に言って、日本が現在の状況に置かれているのは自業自得であり、こんな国は早く消滅したほうが地球のために良いのではないだろうかとさえ思える。

もちろん、みんながみんな悪い人ばかりではない。
しかし、日本という国が抱えるカルマは相当重い。
日本は、経済規模が大きいという点を除けば、精神的にも未熟な発展途上国である。
拝金主義が生んだ歪みは根が深い。
そこに思い上がりがある。
お金さえあれば偉い、お金がすべてである、という誤った概念に支配されているのだ。

それならそれでいい、私は見守ることにする。
この国の行く末を。
言っても無駄であろう。
痛い思いをしなければわからないのだ。
とことん追い込まれればいい。
その先に、真の覚醒が待っている。