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2018年05月18日08:11

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専用物

オレ専用というのが身の回りに多い。ひとり暮らし、ということに加え、仕事中においても基本ツールは自分で持ち込むことが多く(というほど特別なものを使用しているわけでもないが)かつ支給物は誰かと共用しないものばかり。ガラケー、PC、そして社用車などなど。ちなみにいうと、省スペース化を目指し、こしゃくなのだが10年くらい前からフリーデスクシステムを導入しているのだが、自分にはちゃんと自分用のデスク、椅子がある。そのシステムいいちゃいいのだが、わるいっちゃわるいこともある。たとえば昨日、自分専用のある大切なものを亡くしてしまった。

専用(なぜかオレ専用という属性があるわけでもないのに「貸してもらっていいですか?」と頼まれ貸すことがある)車には遠出用にETCに関する機材が積んであり、そこに差し込むETCカードやらというのがある。そのETCカードが遺失してしまった。他営業車などは、そのまま車に積んでいるのだが、自分の車はETC機材の設置場所がダッシュボードで、外部、車前方から、わかりやすく見てとれる。また、しょっちゅう乗っている訳でもないうえに、遠出はさらに稀。ということで、使った場合は機材から抜き去って他所に保管している。それが遺失してしまった。

そのETCカードは高速道路走行料金以外のクレジット機能が付いているわけでもない。また拾ったないし盗んだ人が悪用しようとしても、最近では入出時に車のナンバーをバッチリおさえられる仕組み。ということでカードを盗用されるということはなかなか考えづらい。ゆえに「亡くしちゃったんで新しいもんつくっといて?」と総務的な部署の女子にオーダーしたのだが、後になって電話がかかってきて、警察へ行って遺失届けを出してくれと言われた。どうやら、その届けがなければ、カードの利用を止めることができないとの事だった。

普段はそれほどではないのだが、ちょっとたてこんでいた昨日、くそ忙しいのに最寄りの交番により遺失届を出した。その後、外周りをしている部署に最近新しい車が納車されたことが総務女子からの情報で発覚。それようのETCカードを作った覚えがないとのことで、その車を使用している営業が持っていったのではないかという嫌疑がわいた。即座に電話し叱り飛ばしてカードの番号を確認した。がどうも違うらしい。ということで、カードの使用を止め、新しいカードの再発行を依頼したのだが、その夜、疑っていた営業の上司が持っていたことが発覚。営業車に乗せるのも失礼にあたる来客を自家用車でアテンドする際、使用して返すのを忘れていたらしい。
 やれやれ....だが、まあ有ってよかった。専用物というのはいつでもアテにできて便利なのだが、アテにしている分亡くなったときには困るモノ。管理の責任やらストレスやらというのもつきまとう、モノと同じく人間関係と同じく着かず離れずゆるやかな間柄というのがほどよいのだろう。

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