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2018年05月14日08:21

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先住民の雨乞い

アメリカの先住民が雨乞いをすると必ず雨が降るらしい。昨日観た韓国映画。連帯保証を被った夫のあおりを受け、麻薬密輸の嫌疑をかけられ、南の島で長期拘留された韓国人主婦の物語。韓国人外交官(同国では外務省ではなく外務通商部という組織に属する人達らしい さすが商人の国)の不手際やら、レズレイプ未遂など拘留施設(といっても刑務所)での劣悪な留置環境などが描かれていた。よくこんな映画公開できたなあ、などと感じたのだが、女性監督の話では、さまざま方面から、公開中止の圧力がかかり、実際一部シーンをカット、また強迫なんかもあったらしい。しかし、それでも公開できてしまう韓国という国。なかなかやりおる国だ。

雨の日曜日。雨であることに加え前日の土曜日も含め、本来休みなのに仕事アリ。しかも通常勤務より早い時間、朝っぱらから従事した。くわえて、立ちっぱなしやら、思い荷物を抱え、移動する、という普段はしない、仕事内容だった。普段使わない部位を摩耗し、よくわからない筋肉やら節々やらが痺れ、痛かったりする。そして今日はうってかわっての晴れ日。雲ひとつない、とまではいかないにしろ、しばらく観てなかった(土曜日は晴れていた筈だがほぼ一日屋内にいた)からだろう。降り注ぐ光にレモン汁でも塗されているように眩しい。

通勤路は歩き。いつものように、河口に近く、海っぽい香り(イソではなく海洋のフレグランス=海面に跳ね返された太陽光線の刺激によりイソの匂いが薄くなっているようなイメージ)が充ちる土手を歩く。そこを数百メートル海に向かって下っていくのだが、途中公衆トイレやら、花壇やらがあり、お掃除やお手入れをしている近隣の人々と挨拶を交わす。その挨拶というのが、圧倒的な他人だらけの雑踏と鄙を行き来する生活をしているので、その是非、つまり挨拶するもんか、しないもんか、の距離感がづらく、いつも躊躇しているのだが、今日は片っ端から交わした(挨拶を)。自分からした、といよりダレもが先に声をかけてくれた。まあ、わかる。こんなに爽やかな朝なら無理からぬ。

こんな感じで梅雨がきて夏がやってくるのだろうか。秋とともに1年でもっとも過ごしやすいこの季節。しらんまに雨が降り始め、負と見上げると夏空が広がり、暑さに必至に対峙しているうちに9月がやってくる。こんななんとなく過ぎている日々でいいのだろうか?などと不安に思うこともあるのだが、なにするとなく続けている日々というのも、それはそれで意味があるのだろう。ちなみに、インデアンが雨乞いをすると必ず雨が降るのは、降るまで祈り続けるからだそうだ。
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