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2018年05月11日08:14

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金曜日の憂鬱

ストレスチェックなるテストをした。恐らくすべての務め人に無償でで提供される、というか好むと好まざるとをえず受けさせられる。健康診断と同じで、受診者の健康のため、というより病気になって医療費を沢山つわれないため、におこなわれる施策。だいたいそのあたり、人の生き死に(自殺対策)とか健康うんぬんというのは、それによる出費(医療保険の持ち出し)、損失(税収減)で国庫を持っていかれないようになされている。というとあまりに悪意的なとらえ方になるが、男性の子育て参加というのも、家庭で埋もれている労働力を労働市場に引っ張り出し、国富と税収を増やすために推進されているようでもある。男子の子育て参加策をのもうひとつの理由というのを最近知った。

失われた10年だったか20年だったか、その抜き差しならない不景気が終わり、何となく景気も回復している、2010年前後、戦争も内戦もなく天変地異も発生していない日本では毎年3万人くらいの人々が自ら死ぬことを選んでいた。あまりにもな数字だったため、自殺防止のため様々な施策が採られたのだが、その中で効果がるとされ推進されたものに、前述の男性の子育て参加促進というのがあったんだとか。統計によると、失われた10年(以下ウシ10)以来、自殺は増えていたが、2000年を前に特に急増したらしい(年缶3万人を超えた)。その増加の特長としては、女性の数はあまり変化が見られず、増加分はほぼ男性の数だったという。自殺の原因は様々だが、不景気によるさまざまな影響、リストラ、労働環境の悪化などについてが上位にあげられた。そこで、男性に子育てをさせることで、仕事だけではない生きがいやら、生き方やらを見つめて欲しいという効果が見込まれた。

男性子育て参加促進を含むさまざまな政策の効果があってか、2012年以降、その残念な社会現象は良化した。2012年というのは、2011年の翌年という意味で、東日本大震災の影響もあったという。あの前年な出来事は、大変心の痛い出来事だったが、それを切っ掛けに多くの人が命のかけがえのなさに気づき、また、助け合うことの大切を腑に落した。そして景気もよくなり、2016年は21897名だった。数はあくまでも数であり、命をおしはかる器としては十分ではない。だからといって、ストレスチェックや健康診断ではかれるかというとそんなわけはなく、じゃあどうしろといわれてもわからない。だれかの事情なんて誰かしかわからないし、自分の事情なんて究極的にはダレにも共有できない。

といった内容を金曜のこの時間に書いてしまう。きっと土曜も日曜も仕事だからだろう。5月はお日柄もよく、何処へ行くにも適しているので実際人々が西へ東へ行ったり来たり。行った先で外食したりショッピングしたり。そんなこんなで、人とお金が動けば商売というのは繁盛するわけで、まあ仕事もふえるというわけだ。まあやることがないないよりはマシなのかもしれん。

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