写真は京都新聞の記事
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20180429000095 より。
京都市中京区中京区壬生梛ノ宮町31番地にある壬生寺(みぶでら)では、5月5日(日)まで、壬生狂言(みぶきょうげん)の春の定例公開が行われています。
壬生狂言は、正式名称は壬生大念仏狂言と呼ばれている重要無形民俗文化財で、日本でも珍しい仏教パントマイムで、700年の歴史を持つ京の代表的民俗芸能です。
30番の演目があり、毎日5番ずつ演じられますが、毎日最初に「炮烙割(ほうらくわり)」があり、災厄を除く習わしです。
春(4月29日〜5月5日)・秋(体育の日を含む三連休)・節分(前日と当日)の年間3回、あわせて12日間、定例公開されています。
時間
13:00〜17:30頃(入場開始12:30)
最終日のみ夜の部(18:00〜22:00)あり
観覧料
1000円
雨天でも行われますが、観賞席は露天の為、かっぱ等の持参が必要です(傘は不可)。
予約無し当日券のみなので、満員の場合は入れないことがあります。
詳しくは壬生寺のサイトの当該ページ
http://www.mibudera.com/kyougen.htm へ。
壬生寺は、律宗の寺で、延命地蔵菩薩が本尊です。
991(正暦2)年、三井寺の僧快賢が創建し、中興の祖・円覚上人が悪疫駆除のため壬生狂言を始めたことから地蔵信仰が盛んになりました。
新選組隊士の墓所(壬生塚)があり、境内の阿弥陀堂地階に歴史資料室があります。
境内には、京都十二薬師霊場第四番礼所本尊「歯薬師如来」と、洛陽三十三所観音霊場第二十八番札所・中院本尊「十一面観音菩薩」も祀られています。
壬生寺の通常の拝観は、
境内自由
壬生塚の拝観と歴史資料室
時間
8:30〜16:30
拝観料
200円
壬生寺へは、
阪急電車「大宮(おおみや)」駅、嵐電(京福電鉄)「四条大宮(しじょうおおみや)」駅〜四条通を西へ、坊城通を南へ、700m徒歩約9分。
市バス3・8・11・13・特13・臨13・26・27・28・29・67・69・71・特71・91・203、京都バス72・73・75・76・77(快速通過)、「壬生寺道(みぶでらみち)」停留所〜南へ徒歩約3分。
自家用車の方はパーク&ライド
http://kanko.city.kyoto.lg.jp/okoshiyasu/kashikoku.html でお越しください。
パーク&ライドとは、自家用車は混雑する市街地や観光地には乗り付けず、高速道路出口付近など離れたところに駐車して公共交通に乗り換える、移動の度に車という大荷物を運ばなくて済む賢くて快適な方法です。
壬生寺
http://www.mibudera.com/
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