写真は神戸港中突堤旅客ターミナルで撮影した、
船名
Costa neoRomantica
総トン数
56769
全長
220.52
型幅
30.79m
喫水
7.60m
初就航
1993年11月
船籍港
ジェノバ(イタリア)
旧船名
コスタ・ロマンチカ
主機関
ディーゼル(4基)
総出力
21184kw(28800馬力)
推進器
プロペラ(2基)
航海速力
19.75ノット(36.58km/h)
乗客定員
1800人(789室)
乗組員
622人
運航会社
コスタクルーズ
日本語版ホームページ
http://www.costajapan.com/
1990年代半ばにコスタクルーズのフラッグシップとして活躍し、2011年に大改装され、元の船名にネオを付しました。
この大改装で、オープン・キッチンのレストラン「クラブ・ネオロマンチカ」やサムサラ・スパ&サムサラ客室などを増設しています。
イタリアン・モダンのシンプルな船内デザインで、きらびやかなデザインのコスタクルーズの他の船とは、少し雰囲気が異なります。
昨年(2017)「コスタビクトリア」から日本発着クルーズを引き継ぎ、春から秋までは博多・舞鶴・金沢の3港を乗下船港として日本海側を、冬は東京・神戸の2港を乗下船港として太平洋側をクルーズしていました。
今年は4〜6月は太平洋側、7〜8月は日本海側、9月〜は太平洋側を航行するスケジュールが組まれています。
本船による日本発着クルーズについて詳しくは、↑の日本語ホームページにアクセスすると真っ先に目に入るようになっています。
コスタクルーズは、イタリアのジェノバに本社を、東京都千代田区丸の内3-1-1に日本支社を置き、48200〜132500総トンの14隻のカジュアルクラス(松竹梅で言えば梅)の客船を運航しています。
1854年にジャコモ・コスタさんが貿易会社を始め、3人の息子さんがコスタラインを設立しました。
客船事業は1948年からで、移民輸送のためイタリア〜南米航路などの定期航路を開設しました。
クルーズ事業は59年から始め、80年代には定期航路から撤退し、86年にコスタクルーズを設立して、以来クルーズ客船専門の船会社になりました。
90年代の客船巨大化競争に参加しますが、造船所の倒産に遭遇し、97年にカーニバルの傘下に、2000年には完全子会社になっています。
イタリアらしく船内は明るく陽気で、クルーが楽しそうにしています。
カーニバルの傘下になって以降に新造された船は、特に華やかです。
料金をリーズナブルに押さえ、地元欧州では若者やファミリー層の乗客で賑わっています。
中国の市場にいち早く参入し、2011年に「コスタクラシカ」を上海に配船し、九州(特に博多)の皆さんにはおなじみになりました。
15年末に日本支社を設立しています。
本船は今回は『太平洋周遊1Weekクルーズ釜山コース』として昨日(2018/04/21)15:00に東京港晴海埠頭を出港し、先程15:09に神戸港NAKA-BCバース(中突堤旅客ターミナル西側)に入港しました。
今夜22:00に出港し、釜山、佐世保、新宮、に寄港して、東京には28日8:00に、神戸には29日14:30に戻ります。
その後は『南国クルーズ』として東京を4/28.15:00に、神戸は4/29.21:00に出港し、高知、基隆、宮古島に寄港して、東京に5/6.8:00に、神戸には5/7.14:30に戻ります。
更に東京5/6発、神戸5/7発の『太平洋周遊1Weekクルーズ釜山コース』、と東京〜神戸をのりしろに、スケジュールが数珠繋ぎになっています。
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