その中ではすべての牛が黒くなる暗闇

徴税権力という言葉は聞いたことがあるが、
是正勧告がそれに並ぶ権力になっていることを
分かりやすく示す例ではあった。

なぜなら、一般企業だけでなく
マスコミも広告会社も役所も全部黒いからねぇ。

舌が（口が？）すべったというのは
言ってはいけない本音をつい言っちゃった時に言う言葉。



電通「グアアアア」（2016年ブラック企業大賞受賞）


ＮＨＫ「電通がやられたようだな…」

朝日新聞「フフフ…奴は●天王の中でも最弱…」

中央省庁「ブラック企業大賞如きにageられるとは、ブラック企業●天王のツラ汚しよ…」



……その中ではすべての牛が黒くなる暗闇、それが日本の職場。

労働局が自身の
「職責を誠実に果たし」たら
大半の企業・役所・マスコミはアウトになるんじゃないか。

つくづく恐ろしい国である。


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■勝田氏「分かりやすく言おうと舌が滑った」是正勧告発言
(朝日新聞デジタル - 04月02日 20:06)

　厚生労働省東京労働局の勝田（かつだ）智明局長が２日、野党議員との面会後に記者団の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。


　――先週の記者会見でマスコミ各社に「なんなら是正勧告をしてもいい」と発言した。事実関係と真意は。


　「威圧するような形でとられたのは決して本意ではなくて、様々な企業に是正勧告を行っているということについて述べようとして、不適切な発言になったということになります。これにつきまして非常に不適切な発言だと考えておりまして、謝罪し、撤回させていただきます」


　――労働局の監督行政が恣意（しい）的に行われているのではないかという疑念を招く発言だ。どうしてこういう発言をしたのか。


　「色んなところに是正勧告等行われていることについて、分かりやすく言おうと思って舌が滑ったものです」


　――学者らからも、労働局長としてあるまじき発言で辞任にも値するのではという発言もある。出処進退をどう考えているか。


　「不適切な発言で申し訳なく思っています。私としては、労働局長としての職責を誠実に果たしていきたいと思っています」

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5053861