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2018年03月29日21:42

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新崎川の危機・・・

私が住み暮らしている神奈川県の湯河原町は
箱根山の南麓にあり
千歳川と新崎川という2本の河川が流れている

どちらも無色透明の清流のまま海に注いでいる
南足柄市の狩川や
小田原市の早川とともに
箱根山系より発して 清流のまま 海に注ぐ

神奈川県を代表するような清流である。

私はひとりの湯河原町民として
常日頃からこの二つの川を誇りに思って暮らしている。

散歩をするときは必ず新崎川に沿って歩く
左右の護岸に囲まれた河川の領域は
太古の昔から変わらないであろうと思われる
手つかずの大自然が展開されていると思っている・・・

純粋な自然がここにはあるのだ。

これらの川のおかげで
この町はトンボも多いし・・ 野鳥も多い・・

今の時期なら 自然に自生した菜の花が咲いているし
クレソンも繁茂していく
夏には葦が大いに茂り
冬には枯れて 野鳥たちに その種を冬の食料として
供給してくれている・・・

それが・・・ 今は こんな姿に変えられてしまった・・・

多年草の葦は 根元から刈り取られたうえに
根から土ごと掘り返されて・・

石と中央部の水流だけが残された
ただの用水路に作り替えられてしまったのじゃ

今年の1月から2月にかけて
たった2台のショベルカーにより
こういう姿に変えられてしまったのじゃよ・・・

この工事の期間中
土砂で濁った水が下流に流れ続けていたんじゃ
せめてもは 鮎が 川に居ない期間でよかったサ・・・

鮎は清流に住む魚で 濁流や汚れた水の中では住めないのだ・・

この工事は 河口から約400m程上流の新崎橋までの下流域で行われていた。

鮎が居る期間は行われないじゃろうと思っていたのだが
3日前の回覧板には
引き続きこの上流まで7月半ばまでかけて
この工事は持続するとのことだった・・・

新崎橋の上流は 天然自然に発生した蛍が飛び交う場所なのじゃ

土ごと根こそぎ 掘り返されてしまうと
蛍は絶滅しかねないのではないか・・・?

こんなことをしてしまうのは
湯河原町の役人ではなく
県のお役人なのではないだろうか・・・

おそらく
その人たちの頭の中には
水質を改善するといわれる葦の繁茂もただの邪魔者であり

用水路のような 無機質な 整然とした 川の流れが理想的であるのかもしれない



このままでいると
湯河原の中でもっとも蛍の多いところは
この夏で撃滅されてしまうだろう

自然の豊かな 新崎川は 石と平坦な水流だけの用水路にされてしまうだろう・・・

そしてお役人たちは 俺たちはいい仕事を住民のためにしてやったゼと
思っているのかもしれない・・・

そして次には 千歳川の用水路化を推進していくのかもしれない・・・

天地自然の法則から考えると
川とは そもそも 山が崩れた 土砂などを 海に流す働きをするものである。

ひとつの台風が来て
増水したこの川の流れを一度でも見たことがある人ならば
ショベルカーで平らにならすことが
なんの意味もないことが分かるであろう

何万倍もの力で土砂が流されて行くのである・・・

こういうことをすることは
庶民の税金を無駄使いして
ドブに捨てているのと同じなのだと私には思える・・・

用水路化して 満足する・・

それは 一部の役人の 個人的な(歪んだ)満足にしか過ぎないのだ・・・

湯河原の町の人たちは これらの お役人の暴挙を 看過して行くのだろうか・・・

私は 看過するのが苦しいので 敢えて皆様に 一筆 報告させていただきました。

以下に 画像を添付いたします・・・















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