今回の平昌オリンピックの開会式、
僕が一番注目していたのは、金正恩朝鮮労働党委員長の妹の金与正さんでした。
北朝鮮最高指導者の親族が韓国を訪問したのは初めてです。
開会式の前日、北朝鮮は軍事パレードを行いましたが、
そのまま韓国に侵攻するのを心配した韓国が、
人質として金与正さんの訪韓を望んだのかと思いましたが、
これは考え過ぎだったかも知れません。
金与正さんについては、
これまで、北朝鮮関係の映像の中で、時々姿を見ていましたが、
今回の訪韓で表情なども見られ、雰囲気も分かりました。
額の広い聡明そうなお嬢さんですね。
中々理知的な感じもして、金正恩委員長よりも賢そうにも見えました。
多分一挙手一投足が注目されている事を意識していたのでしょう、
余り笑顔は見えませんでしたが、
北朝鮮の人と話す時の笑顔は中々可愛らしかったです。
金正恩委員長の親書を持参したようで、
昨日の文在寅大統領との会談の冒頭では、これを目立たせていました。
北朝鮮の高官級代表団の団長は金永南最高人民会議常任委員会委員長でした。
金永南氏は90歳になるとの事ですが、矍鑠としていました。
金日成、正日、正恩の3代から信任を得て来た人で、
これまで粛清されずに地位を全うしているのは、能力の高い人なのでしょうね。
多分嫌々ながら開会 式した安部総理は、
文大統領と会談して、慰安婦問題や北朝鮮問題で、
日本の公式見解を述べたのでしょうが、
当然の事ながら、会談は平行線で終わったようです。
更に、安倍総理は北朝鮮が反発している定例の米韓合同軍事演習を
平昌オリンピック・パラリンピック後に延期したことについて
「予定通り実施することが重要だ」との考えを示したとの事ですが、
これに対し、文大統領は「この問題はわれわれの主権問題であり、内政の問題」と
反発していると連合ニュースが伝えています。
何で安部総理はそのような事を言ったのでしょうね?
アメリカの御機嫌取りなのか言わされたのか、どちらにしても軽すぎますね。
文大統領主催のレセプションで、安部総理は金与南氏と立ち話をしたようですが、
これも余り大した話ではなかったようです。
これに対して、アメリカのペンス副大統領は、
開会後5分程度で退席したと報じられています。
アメリカの意志を示したのかも知れませんが、
アメリカは文大統領が嫌いなのでしょうね。
いずれにしても、朝鮮半島情勢は、平昌パラリンピック後に動きそうな気がしています。
当面は、金委員長の親書の中身が問題ですが、
あるいは文大統領が北朝鮮を訪問する可能性も出て来るのかも知れません。
日本やアメリカが主導する北朝鮮への圧力だけでは、
北朝鮮の国民を苦しめるだけのような気がします。
文大統領の対話路線に期待したいと思います。
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