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2018年02月05日09:44

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インサート

月食・2月1日というタイミングを雨で流してしまったため、新しくかった靴をいつのタイミングでおろすか思い悩んでいた。が、ありがたいことに日本にはわかりやすい四季があり、古から季節の行事がおこなわれたことがあり、節目ということにはコトかかない。節分、は飲み会のため再び流れてしまったが、その翌日は立春なることをふと思いだし、その夜、ついに足をインサートした。日曜だというのに遠方で仕事をし、自宅に着いたのは夜中。にもかかわらず土手を走った。月食から数日しが経っていないのにこんなにかよ、というくらい変形した月。損なわれた部分を補うかの如く天頂近くから煌々とと光を浴びせていた。

上って下って2本ほど橋を渡ると、川沿いを一周できる。酷寒に済んだ空気を貫いてくる青みのある月光が甍やアスファルトに反射し煙るように仄かな明るさを放っている。風が強くとてつもなく寒かったのだが、そんな景色に見とれて走っているうちに、汗ばんできた。裏生毛の厚手スパッツにほぼスキーウエア的なパンツ。下半身だけとっても、そのオーバースペックさは尋常ではない。本格的に走る、のは10ヶ月ぶりくらいだったが、身体的な疲れ、というより暑さのあまり、数十メートル走ったおきに止まる。そんなことを繰り返し、1周、1.5キロくらいの行程を20分以上かかって回った。

日を選ぶくらい思い入れたリーボックの履き心地はまずまず。ちゃんと試し履きして買ったのだが、その日1日、朝から晩まで屋外で立ちっぱなしし、むくれまくっている足にも優しくフィットしてくれた。冗談のような軽さ、そして底の緩衝力。足の動きについてきてくれる柔らかさなど、申し分なかった。これを履いてトレーニングし2ヶ月後のロードレースに出るのだが、これだけよいコンテンツのシューズを履くというのも考えもの。靴のせいにできない。まあがんばればいい話なのだが。

5キロで25分を切る、というのが当面の目標。当面というか、ここ数年、年に一度同じコンペに参加し(参加させられ)毎年クリアできずに積み残しになっている課題。昨年は25分代前半であと10数秒というところまで追い込んだのだが、未達。老いのハンディをこのシューズでカバーすることはできるだろうか。
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