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2018年01月26日21:28

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「かわいい」はやはり正義!

新生児の「笑い」は、
少し大きくなった乳幼児のそれとは違って
周囲からの働きかけに対する反応ではなく
一種の反射だということは
知識として知っていても、
実際に見たらそんなことは頭から吹っ飛んでしまう。
新生児の「ふやぁ〜」とした笑いは
やっぱり可愛い!

原子反射と理屈で分かっていても
実際見たら理屈抜きで可愛いんだよねぇ。

赤ちゃん自身は非力だが、
周囲の大人に守ってあげたい気にさせる
赤ちゃんの生命力、というか
「生きさせる力」「成長を手伝わせる力」のすさまじさよ!

こういう、ある意味逆説的な、
赤ちゃんの「非力さの力」を老子は
「含徳之厚、比於赤子。蜂蠆虺蛇不螫、猛獸不據、攫鳥不搏。
骨弱筋柔而握固。未知牝牡之合而全作、精之至也」
(含徳の厚きは赤子に比す。
 蜂蠆虺蛇も螫さず、猛獣も拠わず、攫鳥も搏たず。
 骨は弱く筋は柔らかくして而も握ること固し。
 未だ牝牡の合を知らずして
 而も全(さい;=ちんぽこ)の作(た)つは
 精の至りなり)
と言っている。

科学的にみれば、
赤ちゃん自身は反射として
たまたま笑ったような顔をしているに過ぎないわけだが、
周囲の大人(子供も)はそれを見て、
つい赤ちゃんが自分を見て
気に入って笑ってくれたような気になり、
嬉しくなってつい顔が緩み、話しかけたり、
なでたりさわったりしてしまう。

そうして日が経つうちに、
赤ちゃんは本当に気分が良い時、楽しい時、
心地よい刺激を受けた時に反応して笑えるようになる。

周りの大人たちがまたそれを見て
赤ちゃんを笑わせようとして微笑みかけ、話しかけ、
優しくなでたり触れたりして五感に刺激を与える。
赤ちゃんの神経や五感もまた
それをより多く受け取ろうとして急速に発達する。

そうして赤ちゃんは
言葉を知り、成長するということを知り、愛を知り、
世の中のことを少しばかり知るのである。

その営みが人類発生以来続いてきた。

これが途絶えなかったからこそ
今日に至っても人類が地球上に存在し続けている。

ゆえに、こう言わねばならぬ。

「かわいいは正義!」であると。

――――
■赤ちゃんの原始反射とは?いつまで続いて、どんな種類があるの?
(Milly - 01月26日 19:00)

新生児期の赤ちゃんは、目覚めているときはたいてい、手足を曲げたり伸ばしたりしています。これは、自分の意志で動かしているわけではありません。大脳からの指令とは関係のない無意識な体の動きで、「原始反射」といい、周りからの刺激や働きかけがあったときにも起こります。

原始反射とは?

「原始反射」は、新生児に特有の動きです

大人のように、「何かしたい」という目的や意志があって手足などを動かすのは、「随意運動(ずいいうんどう)」といいます。 大人にとっては当たり前のことで、無意識に体の部位を動かしているように思えますが、実はきちんと大脳から指令が出て、それが体の各部位に伝わり動いているのです。これに対して、「原始反射」は大脳からの指令とは関係のない無意識な体の動きになります。

「原始反射」によって生命を維持します

生まれたばかりの赤ちゃんの体が、生理的な原始反射で動くのは、何より生命を維持するためです。動物の赤ちゃんは、たとえば馬のように生まれてすぐに立ち上がり、歩くことができます。でも、私たち人間は、自分の力だけでは生きていけないほど、非常に未熟な状態で生まれてきますね。そこで、生まれてすぐに乳首を探し、吸いつき、母乳やミルクを飲む、といったことができるように、無意識に体が動く原始反射が備わっているのです。
この原始反射が見られるかどうか、どの程度の反射が出ているのか、などをチェックすることで、赤ちゃんに障害がないか、運動機能はどうか、などを見ることもできます。

赤ちゃんの動きには、「ジェネラルムーブメント(一般運動)」も

以前は、随意運動ができるようになるまでの赤ちゃんの動きは、原始反射だけだと考えられていました。ところが、最近の研究により、新生児期には「原始反射」に加えて、「ジェネラルムーブメント(一般運動)」という運動もしていることがわかっています。これは、生後3ヶ月くらいまでの赤ちゃんが、あおむけになったときに、手足などをバタバタさせる運動のことです。
このジェネラルムーブメントも、原始反射と同様に無意識の運動です。でも、これは規則性のまったくないランダムな動きではなくて、リズミカルに一定のパターンで体を動かすということがわかっています。たとえば、この時期の赤ちゃんは右手だけ伸ばすというような部位ごとの動きはまだできず、両手や両足がいっしょに動くのです。
ジェネラルムーブメントは、生後1ヶ月ごろになるとさらに活発になります。このバタバタした動きは、原始反射と同様にとても大切です。ジェネラルムーブメントをすることで、赤ちゃんは「さわる」「つかむ」「立つ」といった動きを学んでいくからです。

新生児のかわいい微笑みも、生理的な反射

生まれたばかりの赤ちゃんでも、授乳が終わってウトウトしているときなどに、一瞬、微笑んだような表情を見せることがあります。周囲の人をなごませてくれるこの微笑みは、「新生児微笑」「えな笑い」「エンジェルスマイル」などと呼ばれ、赤ちゃんの意志や感情とは関係なく、一種の反射によるものです。あやされたときや心地よいときに微笑む、「社会的微笑」が見られるようになるのは、生後2ヶ月ごろからです。

原始反射はいつからいつまであるの?

出生と同時に見られ、生後3〜4ヶ月ごろには消えていきます
原始反射は、赤ちゃんが生まれてすぐに胎外の環境に適応できるよう、ママのおなかの中にいるときからすでに備わっています。そして、赤ちゃんの脳が発達し、随意運動を司る大脳が成熟してくると、原始反射はだんだん消えていきます。
それと前後して、今度は随意運動ができるようになってきますが、赤ちゃんの運動機能は脳に近い部位・頭から足に向かって、つまり上から下へと順に発達していきます。まずは、1〜2ヶ月ごろから自分の意志で目が動かせるようになるので、おもちゃなどをゆっくり動かすと、目で追う「追視」ができるようになります。
やがて2ヶ月ごろになると、「ハンドリガード」といって自分の手をじっと見つめる行動をするようになります。さらに、3〜4ヶ月ごろになると首がすわってきます。このころには、原始反射はほぼ消えて、おもちゃなどが目の前にあると、「目で見て、興味を持って、手を伸ばす」といった自発的な動きができるようになり、同じころにジェネラルムーブメントも消えていきます。
ただ、何らかの原因により、大脳の発達が順調でない場合には、原始反射が消えなかったり、強くなって残ることがあります。といっても、そういうケースはめったにありませんし、産院に入院中や健診のときなどに必要な項目は必ずチェックしていますから、むやみに心配する必要はありません。

原始反射にはいくつかあるの?どんな種類がある?

知っておきたい原始反射は数種類

原始反射は、唇、手、足、体の動きなど、細部にわたって20種類近くありますが、これらの全部を細かく知らなくてもいいでしょう。赤ちゃんの神経や運動の発達が健全かどうか、障害はないか、などを見るため、生まれてすぐまたは1ヶ月健診などでチェックする原始反射は、3〜4種類です。さらにいくつかを加えた以下の数種類の原始反射を知っていれば、生まれたばかりの赤ちゃんに特有な動きの意味や、運動発達のめやすなどがわかります。


口唇探索反射
赤ちゃんの口の周りやほほを指先でつつくと、吸いつこうとして、そちらを向きます。乳首を探して、おっぱいを飲むために備わっている力です。
出現時期:妊娠28週ごろ
消失時期:生後3〜5ヶ月


吸てつ反射
赤ちゃんの口のまわりを、ママの指などで軽くふれると、強い力で吸いつきます。誰かに教わらなくても、ママのおっぱいを飲んで生きていくために備わっている反射です。
出現時期:妊娠28週ごろ
消失時期:生後5〜6ヶ月


モロー反射
大きな音がしたときや、上体が急に傾いたときに、驚いたように両手をパッと開きます。私たち人間は、大昔、樹上生活をしていた時期がありました。モロー反射は、そのころ木から落ちそうになったときにしがみつこうとした習性の名残ではないか、といわれています。モロー反射が見られなくなって半月〜1ヶ月ほどすると、首がすわってきます。
出現時期:妊娠28週ごろ
消失時期:生後4ヶ月ごろ


手の把握反射
赤ちゃんの手のひらにママの指や細長を当てると、ギュッと力強く握りしめてきます。これもモロー反射と同じように、樹上生活をしていたころ、手に当たったものをとっさにつかむような動きをしていた名残と言われています。
出現時期:妊娠28週ごろ
消失時期:生後4〜6ヶ月


足の把握反射
手の把握反射と同様に、足にも把握反射が見られます。赤ちゃんの足の裏に指がふれると、足の指を曲げ足の裏を丸めて、握るようなしぐさをします。月齢には個人差がありますが、だいたい生後7〜8ヶ月ごろになって、足の把握反射が消えると、赤ちゃんはつかまり立ちができるようになります
出現時期:妊娠28週ごろ
消失時期:生後9〜10ヶ月


引き起こし反射
赤ちゃんが寝ている状態から、腕を持ってゆっくり上体を起こすと、首がすわっていなくても頭を持ち上げて起き上がろうとします。
出現時期:妊娠28週ごろ
消失時期:生後2〜5ヶ月


原始歩行
赤ちゃんの両わきを支えて、足の裏を床につけるようにして立たせると、足を交互に前に出し、まるで歩くような動きをします。人間に生まれつきインプットされている「歩く」能力の証で、この原始反射があるからこそ二足歩行ができるようになります。
出現時期:妊娠37週ごろ
消失時期:生後2ヶ月


非対称性緊張性頸反射
あおむけに寝かせた赤ちゃんの顔をどちらか一方に向けると、顔の向いた方の手足を伸ばし、反対側の手足は曲がります。ちょうど、弓を引くときのような姿です。非対称性緊張性頸反射が見られなくなって、1〜2ヶ月たったころに寝返りが始まります。
出現時期:出生時
消失時期:生後4〜6ヶ月

生まれたばかりの赤ちゃんは、大人はしないような表情や体の動きをよくします。まだ、脳が未発達なために、自分の意志とは関係なく動いてしまう原始反射によるものです。こうした動きが見られるのは、生後1〜2ヶ月くらいのことですから、よく赤ちゃんを見てみましょう。「これが吸てつ反射かな?」などとわかると、赤ちゃんが生まれつき持っている生きる力の強さを感じることができるでしょう。

取材・文/村田弥生 撮影/目黒-MEGURO.8(非対称性緊張性頸反射ほか)


監修
木下智恵先生
成城木下病院
2001年、横浜市立大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科、順天堂大学医学部産婦人科勤務を経て2005年より現職に。専門は周産期学のほか、婦人科腫瘍、不妊症、月経異常。元気で気さくな1男2女のママドクターです。

http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=237&from=diary&id=4960449
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