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2018年01月10日12:51

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門松

今年の信州のこの地方の正月は、雪に覆われ雪国らしく正月を迎えました。
皆様の地方ではいかがだったでしょうか。


門松は年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがあり、松は「祀る」につながる樹であることから古来の中国でも生命が不老長寿、繁栄の象徴されてきたこともあり、日本でも松をおめでたい樹として正月の門松に飾る習慣となった。


門松はそろそろ片付けても良いが、小正月の15日まで飾るのが伝統になっています。
が、ここ「白樺高原地区」では毎年1月の連休の最後の日に「どんど焼き」の行事を催し、この日に無病息災を祈り、正月の飾り、注連縄などを積み上げて燃やしています。

  「門松は冥途の旅の一里塚
      めでたくもありめでたくもなし」

とも歌われているが、そもそも「門松」とは神様が新年に家を訪れた時に、その上に宿って欲しいとお願いして立てたもので、全部片付けるのではなく門松の先を切って、その後に置いておく。


それを「トブサ」と言って神様と別れるのを惜しむことを言うそうだ。

万葉集 十七巻 大伴家持

 鳥総(トブサ)たて舟木伐るといふ能登の島山
   今日見れば木立繁しも幾代神びそ


森の人
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