自分のためだけの覚書88

これは奇禍かもしれない。
これだけ韓国に対し、日本が悪感情を持つ話が起きれば、北朝鮮が崩壊しても、日本は韓国を助けることはしないだろう。

日本人が本気で相手を嫌う時。それは完全な無関心につながる。
韓国人が日本の事を、どう考えていようが、どう言っていようが、どうでもよくなる。
好きに言っていろ。目にするのも耳にするのも汚らわしい。そこまで嫌いぬいてしまうと、行動としては無関心になる。

だから、北朝鮮の崩壊による難民問題や、国内の混乱などで、どれだけ韓国が酷いことになっても、何一つ心を痛める事が無くなる。
勝手にしろ。愛想が尽きた。そういう事になる。

そうすれば、政策で北朝鮮の復興支援などをしなくても構わなくなる。
関わるならば、韓国の利権は一切入れないように、かなりえげつない交渉をしても、問題なくなる。むしろ支持されるようになる。

私は前々から、韓国をいい気にさせて、北朝鮮の崩壊の被害を一手に引き受けてもらうようにするべきと考えている。
その方法として、韓国の面子を立てるようにしたらいいと考えていたが、今回の事があれば、韓国の面子を立てないで、被害を一手に引き受けさせることが出来るかもしれない。

韓国の好きにさせればいい。そうすれば、そうするほど、日本人は朝鮮半島への関心をなくし、朝鮮半島で何がおころうが無関心になる。朝鮮半島は、あってなきがごとしの存在となり、日本人の意識から消え去っていく。

一部の人だけが気にかけるようになる。

そして韓国が亡び（私は亡びると考えている。もしくは朴大統領のように、軍事クーデターでも起きるかもしれない）、韓国民が日本の事すら気にかける余裕がなくなるほど荒廃し、長い時間がたって、記憶が摩耗し、風化し、なんでこうなったのかすら分からなくなった時に、ようやく交流が復活できると思う。

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京都大学の小倉紀蔵教授は、ある講演の中で、韓国に対し「日本に依存するのはやめよ」と言っている。「自分たちと同じ考えを持て、というのは、日本に対する究極の依存である」（要約）それをやめよという訳で、それは私も同意する事である。

で、それをどうやったら実行できるのかである。日本人の精神と、韓国人の精神を、どうやったら変えることが出来るかである。

そこで、私はこの慰安婦問題のゴタゴタから、日本人が韓国に対して、決定的に嫌いぬいた先にある、無関心にまでたどりつき、それが続けば、数世代後には変則的な形ながら、韓国に対する付き合い方と考え方を、変えることが出来るようになっていると考える。

また韓国では、日本人が無関心になったことから、北朝鮮の崩壊に伴う被害を一手に受け、日本の事等は顧みる余裕がなくなり、否が応でも現実を知らしめる事になった結果、考え方が変わるかもしれないのである。

小倉教授は、韓国の文化・文明・歴史を、魅力的に日本人に提示しようと努力している。それが日韓友好に役立つと考えている。それは私も同意する。ぜひ続けて頂きたい。そして、日本人が無関心になった後で、その提示された作品を見て、韓国をとらえ直せば、良くなるのではないかと思う。

ついでに、小倉教授の、この慰安婦問題の話について、あるブログがまとめているので、紹介する。いかに引用する文は、小倉教授がテレビ出演した時の内容の文字起こしである。

小倉紀蔵氏「あのね、私今日ね、朝からノコノコこうやって出てきたのはですねぇ、大変憤っている訳ですよ。

何故かっていうと、これはね、あのー、従軍慰安婦問題っていうのは、まぁ慰安婦問題って言ってもいいけれども、この20年以上ですね、日韓の全面的なお互いが満足する線っていうのは無いっていう前提のもとで、1点の接点を見つけようと思って両国が、政府も含めてですよ、物凄い努力をしてきた訳です。河野さんもしましたし。日本政府もしています。韓国政府もしているんです。この報告書見たらね。

ただ運動体だとかそういうところが全部覆してきた。これはやはり、事実を白日の下に晒してですね、こういう経緯だったんだっていう事を出したこの報告書は凄く良かったと思います。

それでね、そのー、お互いの国の事とはお互いが全面的に満足するって事とはあり得ません。接点を探すことです。それが重要なんですね。

それを覆したのは、私はね、韓国の朴槿恵大統領だと思います。

朴槿惠大統領はね、日本国民を侮辱しているだけじゃなくてね、韓国国民を侮辱していると思います。

何故かって言うとね、こんな大きな問題があって、20数年間韓国は何もやらなかったんですか？政府は。必死にやってきました。日本と接点を持とうと思って韓国政府、今まで一生懸命やってきたんですよ。

それを"日本は不道徳の塊だ"っていう事をですね、世界中で宣伝するっていうことは、韓国政府が無能だったっていう事とじゃないですかぁ。20年間無能だったっていう事でしょ！？

何もできなかったっていう事じゃないですかぁ。自分の国民とね、今までの政府を朴槿惠さんは否定してるんですよ。」
http://dametv2.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-f7fb.html

今回の文大統領の話も、この小倉教授の怒りがそのまま当てはまる。

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因みに、嫌いぬいたら無関心になるというのは、私の経験からの判断である。実例として、民主党関係の政治家である。かつては怒りがあったが、今はもう怒りを通り越して、呆れかえって、無関心に近くなっているから、韓国に対してもそうなるだろうと判断している。