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2017年12月27日23:23

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クラインの壺を自分のクリスマスプレゼントにする

用事があって名古屋駅へ行った。

駅周辺のあちらこちらを散歩した。
ビックカメラと高島屋の時計売り場へ両方行った。
高島屋の方はちょっとしか商品が置いてなかった。

デパートはなんでも揃っているから百貨店とも言うんだろう。
これじゃダメだ。
ホームセンターのほうがずっと百貨店という名前にふさわしい。

わたしは新入社員のときに名古屋駅の支店へ配属された。
仕事が終わって帰るころ、よく炊き出しをやっていた。
あのころは駅にホームレスがたくさんいたから。
たまに列に並んで炊き出しご飯をもらって夕食にした。
あれはけっこう美味しかった。

そういえば最近はホームレスたちを見かけない。
みなさんどこへ行ったんだろう。


東急ハンズへ行ったらクラインの壺を売っていた。
10000円だったけど思わず買ってしまった。
フォト


わたしはあまり衝動買いということをしない。
だいたい2000円以上のものは、一度店の外へ出てよく考えてから買う。
今回は珍しい例外だ。
クリスマスの自分用のプレゼントだということで。

「クラインの壺」は岡嶋二人の大傑作小説だけど、ほんとうはトポロジーの教科書に出てくる4次元空間の曲面だ。
壺の形をしていて、裏側をなぞっていくといつのまにか表側になっている。

壺に穴が開いているからあたりまえなのだけど、これは4次元空間の形を3次元に写像したからで、4次元では穴が空いてない。
メビウスの輪が3次元で交わっていて、それを写真に撮ったようなもの。

まあとにかく、こんなものをガラスで作って売っているとは思わなかった。

喜んで買って帰ったけど、まったく実用性のないものだ。
ソース入れにも使えないし。
しばらくネコのおもちゃになっていたけど、すぐに飽きられてしまった。

でも見ていて面白いからしばらく部屋に飾っておくことにした。
フォト


あっ、そうだ。
これインスタ蝿するから画像を載せようっと。
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