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2017年12月26日06:57

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嵯峨野トロッコ・ストーブ列車

写真は何れも嵯峨野観光鉄道株式会社のサイト https://www.sagano-kanko.co.jp/torokko.php より拝借したもの。



京都市右京区嵯峨天竜寺車道町に本社を置く、JR西日本100%出資の、トロッコ嵯峨〜トロッコ亀岡間(7.3km)にトロッコ列車を運転している嵯峨野観光鉄道株式会社では、この冬も、だるまストーブを設置した車両を併結しています。

ご注意!、嵯峨野トロッコ列車は冬期運休です。

年内(2017)は12月29日(金)まで運転、2018年は3月1日(木)に運転再開です。



(以下コピペ)

トロッコとは、もともと荷物輸送用の小型貨車として、トラックや通常の列車が入れない場所にレールを敷いて走らせた箱型車両のことです。ゴトゴトとゆっくり走る、素朴な貨車。そんなイメージにぴったりなのが、嵯峨野トロッコ列車です。

平均速度は時速約25km。ちょっと速い自転車くらいの速さです。だからこそ楽しめる保津川沿いの自然や渓谷美。片道7.3kmおよそ25分の間、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の枯野や時には雪景色と、四季それぞれに違った風景を楽しめます。

特に景色が美しい場所では、速度をおとして走りますので、ゆっくりと景色をお楽しみいただけます。トロッコ列車に乗った人だけが楽しめる渓谷美。他では撮れない1枚が撮れるかもしれません。

嵯峨野トロッコ列車はクラシカルなカラーリング。ディーゼル機関車に引かれ渓谷を縫うように走る姿にノスタルジーを感じる方も多いのではないでしょうか。

アールデコ調の5両編成の客車の中には、木製椅子と裸電球。快適さに囲まれた日常から少し距離を置き、風を感じ、音に耳を傾ける、不便だけれど心地よい非日常に連れていってくれます。窓ガラスのないオープン車両『ザ・リッチ号』(5号車)に乗れば、まさに風と光と音を肌で感じられるひとときを過ごしていただけるでしょう。

寒い季節には、石炭ストーブが設置されたストーブ列車も登場します。冬野の景色を暖かな炎のそばでお楽しみください。



嵯峨野観光鉄道は、JR山陰線の複線化によって使われなくなった線路の観光利用を目的として、平成2年(1990)、社長以下スタッフわずか9名で発足しました。もともとこの保津川渓谷沿いのルートは、渓流や奇岩など自然の創りだす素晴らしい景観を車窓から楽しめる路線として知る人ぞ知る名所でしたが、観光資源として特に注目されていたわけでもありませんでした。そこに観光列車を走らせるということ自体、賛否両論がある中、事業はスタートしました。

廃線後しばらく放置されていたため、レールは錆び、枕木は腐り、路肩は崩れて草が生い茂るという荒れ放題。スタッフ全員が「本当に列車を走らせられるのか」と呆然としました。ですが、たった9名で、ではなく9名だからこそ、大企業にはない強いチームワークが生まれ、沿線整備と企画・営業活動にスタッフ一丸となって取り組みました。

鉄道事業の大前提である「安全であること」に加えて、その名の通り観光鉄道としてお客様により美しい景色を見ていただき、旅を楽しんでいただくことも大切です。そのため、事業発足初期から、荒廃していた沿線の美化に取り組みました。

整備・清掃はもちろんのこと、桜守・佐野藤右衛門氏の協力を得て桜の植樹をしたり、楓の苗を植えてまわりました。それらの木々が大きく育ち、トロッコ列車沿線は桜や紅葉の名所として皆様に少しは知っていただけるようになりました。

こうしてさまざまな準備が整い、平成3年(1991)4月27日午前9時35分、トロッコ列車第1号列車は出発しました。乗客数は、当初の予測、年間23万人をはるかに超え、初年度から69万人を数えました。うれしい「誤算」でしたが、それだけに開業後の人手不足は深刻で、スタッフだけでなく社長も、車両・線路・施設の保守点検、切符の販売・改札業務、果てはトイレ掃除まで何でもしなければなりませんでした。

せっかくお越しくださるお客様に楽しい旅をご提供したい、ただその思いで、スタッフ全員が「おもてなしの心」を共有しトロッコ列車を走らせてきました。

開業以来二十有余年、より安全に、より楽しんでいただくために、さまざまな取り組みをしてきました。自然をもっと身近に感じていただける窓ガラスのないオープン車両「ザ・リッチ号」の運行、駅舎の整備や駅ショップ、お体の不自由な方にもご利用いただける施設の充実、乗車待ちの時間も楽しんでいただくための19世紀ホールやジオラマ京都JAPANなどのアミューズメント施設の開設、季節をより演出するストーブ列車の運行やライトアップなど、始めてのお客様にもリピートのお客様にもその時々で楽しんでいただけるよう、企画しています。

2013年度以降現在では年間100万人を超えるお客様にご利用いただくまでに成長させていただきました。これからも、皆様に「安心して四季折々の保津峡の絶景を楽しむことができる観光鉄道」「山紫水明の感動を体験・実感できるオンリーワンのトロッコ鉄道」を目指して、全従業員が、力を合わせて研鑽をしてまいりたいと思いますので、今後ともご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

(コピペ終わり)

トロッコ嵯峨駅は、JR嵯峨野(山陰)線「嵯峨嵐山(さがあらしやま)」駅南口に隣接しています。

トロッコ嵐山駅は、竹林の小径と大河内山荘との間の、新線(現JR線)と旧線(現トロッコ)の分岐点付近にあります。嵐電の嵐山駅からは1.1km、阪急の嵐山駅からは1.9km離れています。

トロッコ保津峡駅は、山陰線だった当時と同じ位置にあり、現在のJR保津峡駅とは1km離れています。

トロッコ亀岡駅は、JR「馬堀(うまほり)」駅が最寄り(550m)で、JRの亀岡駅とは3kmほど離れていますが、保津川下り乗船場との間に連絡バスが運転されています。

駐車場はトロッコ亀岡駅に用意されています。



嵯峨野観光鉄道→https://www.sagano-kanko.co.jp/index.php
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