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2017年12月20日00:23

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ひらかな盛衰記

ひらかな盛衰記という文楽を見てきました、実は文楽を見るのは(聞くのは)初めてです。関西の中学・高校には狂言や文楽がやって来ることがあるので高校のとき講堂で見たような見たことがないような、狂言はよく覚えていて「ビリリと破る〜」と言って襖をやぶく動作をしてたのを覚えてます(日常生活で障子を破るときには無言だったりワーッと言ったりするのでビリリとは言わないですね、だからうれしかった)。で、ともかく良く知っているつもりの人形劇ですが初めてでした。やはり あの"びるるん"という太棹三味線がいいね〜、ときどき三味線弾きが ”ううん〜”とか言ってるのもいいね。またリズムが僕の体に合っていていいね〜。小学校や中学校の頃 日曜には一日中ラジオで浪花節(広沢虎造)や浄瑠璃をやっていて、日曜になるのがいやでいやでたまらなかった(トリフォーの映画に団地に住む女の子が拡声器で「日曜はいやだ〜」というシーンがある)。ところが そのリズムは体に染付いたらしく浄瑠璃のトントンタッタトンというのに自然に指で拍子を取っている、ヨーロッパコンプレックスの私としたことが! まあともかく歌舞伎にはどうもなじめない私としては良かった。ここで 阪神万歳!とかいうのがいいのかしら? 関係ないか。 で、ひらかな盛衰記のほうはべつにどうということなく木曾義仲の子供がなんとか生き延びるわけでした。うん!やっぱり文楽は歌舞伎より私に合っている。あの人形達の白デコだけでもすばらしいけど音楽がもっといい。
白デコ万歳! 浄瑠璃はモーツアルトに匹敵する! ゴッホが北斎に影響を受けたように、あと一息(数十年)でモーツアルトは浄瑠璃や能の影響を受けるところだった。おしかった。

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