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2017年12月19日14:52

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盗人同然の約束破り

「日本の戦時中の侵略行為」を非難している中国だが、
現在、チベットに対してなど明らかに侵略行為と認められる民族弾圧
或いは自治権の蹂躙を行っており、
その問題は外交上「タブー」として隠そうとしている。
以前と違って、経済的な圧力がかけられるようになったから
以前よりタチが悪いのである。
ロンドンに本部を置く「FREE TIBET」活動にその実態は詳しい。
彼らはそれを糾弾して世界に訴える団体だ。
改めて言うまでもないが、
中国という「利己主義」の塊のような国家は、
「自分たちは良くても相手には許さない」という理屈がまかり通るのである。

加えて、韓国は愚劣である。
戦後、色々と世界に訴えかけ、
ある程度は彼らの主張は認められた。
長く日本の侵略に苦しんだ被害者だったからだ。
日本に奪われたものを次々と
倍返しにして取り返し
日本から得たものは、そのまま返さないつもりらしい。
まぁ、それを「返せ」という声は出ないのだが。

しかし、何でも通るわけではない。
やがて度が過ぎる自分たちの言い分が通らないと知ると
「竹島の軍事的掌握」による実効支配に及んだり、
2003年に発足の盧武鉉政権では
世界的に悪法・愚法と名高い「日帝強占下反民族行為真相糾明に関する特別法及び親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法」を施行するなど
長きにわたり、日本攻撃を続けている。

これらの法律は法の不遡及の原則に反するとの指摘があり、
このような法律が施行されることで
自国民を政治的に反日派へ誘導し日韓関係に対し
思想や言論などの自由を失わせている。
少なくとも国際的な感覚から見て
或いは法的にも狂った政治が行われているという事は間違いないようである。

と、ここまで書いておいてなんだが、
実は「僕は親中派で親韓派だ」と言うと意外に聞こえるかも知れない。
しかし何度も言うが
「彼らの気持ちが分からなくもない」
というのが間違いなく僕の本音の部分には存在しているのである。
「彼らがそういう気持ちはよく分かる」
と言ったほうが良いかもしれない

若い頃から両国には親しみを覚えているので
中国には2度、韓国にも1度旅行に行っていて、
現地の市井における彼らの言葉と政府発表の言葉に
大きな隔たりがある、と実感として感じていて
その上で、「表向きの出来事」として反日というイデオロギーが
存在していることも分かっているのである。
何故なら、彼らもそして僕も、
第二次大戦はおろか朝鮮戦争においても“現役”の出来事ではないからである。
両国はその訪問した当時よりずっと以前から、
現在に至るまで「反日的教育」を延々と行っており、
確かに大学時代も両国から来ていた留学生と口角泡を飛ばしながら議論したものである。

現代においては以前よりも「重症」かも知れない
それぐらい長く反日教育を行っているのである。

その議論をしたとき、
彼らには「我々と未来の話をしよう」という理屈は、
先の問題を議論するときには全く通じない。
何故なら彼らが問題としているのは、「過去の話」の解釈の問題だからである。
そこで僕は議論するにあたって、いつも
「相手を論破することが目的なのか、真実を追求するのが目的なのか」
を改めて明確にしようと提案したのである。
これに対して明確な回答は無くとも、
「目的」を意識すれば感情論だけに終始するのは避けられそうだと考えたからである。
 
誰だって、自分が居る立ち位置に
「正義」があって欲しいと心の中では感じているものである。
しかし、事実はどうなのだろうか。
外から見たらどうなのだろうか。

僕はそう考え、自分の国とその過去に行った事を冷静に振り返った。
そこで
「日本は、今の感覚では到底許されるとは思えないレベルの侵略行為を清国や朝鮮に対して行ったのは事実だ」
「その末裔として(当時の)彼らに申し訳ない気持ちがある一方で、過去に政府間でこの問題の解決を図り、こと賠償に関しては完結していると認識している」
「当事者には相応の報いがあって然るべきだが、子孫同士で賠償をし合うのは筋違いな気がする」
と意見を述べた。

この意見に対し、中国から来た留学生は、
大半は論破が目的ではなく真実を把握しようとしていた。
傾向として彼らは現世的で未来志向であり、
将来に世界進出を夢見ている雰囲気があり、
それまでの自国内の大衆プロパガンダを外から見て検証することに対して
どちらかと言えば意欲的な人間も多かった。
やはり国内では、政府の言論弾圧や恐怖政治的なものが残っていて
表立って外国人と議論する場は余りなかったようだ。
公共的な空間では、政府を批判するようなことはできなかったという事だ。
つまり、彼らは公的抑圧にあったわけで
留学先ではそれから心情的に解放されていたという事である。

一方で韓国から来た留学生は、
多くが日本の価値観と大きな開きがあり、
場合によっては
現代の日本に対しても「十分に、悪の国家である」と指弾しかねない勢いであった。
勿論、出鱈目を言っているのではない。
それなりに根拠も示してくる。
しかし、議論が噛み合うことはなかった。
とにかく日本人の先人たちが犯した悪事があるので
「日本に正義が無い」ことを一方的に述べるだけなのである。

話は少しずれるが
僕が知る限り、
まるで「焼肉大国」のように言われている韓国は、
昭和の半ばまで牛肉食の文化が乏しく、
日本から逆輸入する形で柔らかい肉牛が入り、
それまでの豚肉食文化に牛肉が追加されたものだと思うのだが、
彼らの手にかかると
「牛肉食をアジアで普及させたのは韓国」
と言い出してやまない。
何なら「唐辛子」も気が付けば「韓国のシンボル」みたいになっているが、
現在の主流の品種は中国⇒日本⇒韓国というルートで伝播したものであり、
元々は韓国の辛子文化は「赤くなかった」筈である。
もっと言うと
お土産品の筆頭格である「韓国のり」も
日韓併合の副産物である。
元々は日本で普及していた「味付け海苔」をアレンジしたものである。
元来彼らが食べていた海藻食文化とは程遠い「海苔」を
日本から輸入したのである。
そして品種においても韓国独自で開発したものが初めて流通し始めたのは
なんと2012年になってから、という実態である。

それら全てが「いいや、韓国発祥のものを日本が真似しただけ」
と信じて疑わず主張し続けるのだから、
議論が進まないのも当然だ。
認めるところは認めて、違う所は検証して例示すれば良いだけなのに、
全部「韓国発祥だ」と言うのだから困るのである。

日本の場合はまるで逆である。
中国には存在もしない「ラーメン」や「焼餃子」を
「中国の料理って美味しいね」
と信じて食べているのである。
ラーメンに似た食べ物は汁ソバとして勿論存在しているが
日本人が普段食べているラーメンは
どうやらどこの国のものでも無さそうである。
それを「日本発祥!」と言わず、
ありもしないのに「中国発祥」と言っている辺りが真逆だと思わないか
スパゲティだって、ウスターソースだって、ビーフカレーだって
全部そうである。
洋食だ、イタ飯だ、本場インドの味だ、と喜んで
相手の国の食文化に親近感すら覚えているというのに
インドで「ビーフ」カレーなんて、あるわけないだろう(笑)

話は戻るが
確かに、彼らが言うように
日本の天皇はどうやら祖先は朝鮮半島から侵略してきた部族の末裔らしいが、
だから
「日本は韓国に従うべきだ」
と現代人の韓国人に詰め寄られてもお話にならないのである。
別に発祥や由来はどっちがどうでも構わないし、
天皇がどうとかもDNA鑑定していけば真実にはいつか辿り着けるだろう。
しかし、それと従うかどうかは別の問題であり、
後から後から
「この領土は韓国のもんだ、だから実効支配する」
というのが認められるのであれば、
それは戦時中に日本人の先人たちが罪を犯した理屈と変わらないだろう。
それを繰り返したいのだろうか

彼らが例示する、過去に行った日本の「悪事」も
その通りであると思うし、
(日本人が)正しい自国の歴史認識がなされていない、という指摘も
言い得ていると感じたのであるが、
僕が感じるのは
「だからと言って特に韓国に正義があるわけでもなければ、彼らも自国の歴史認識は出鱈目」
であり、
韓国が何某かで「世界一」と主張している事の殆どが
「他国のコピー」か「剽窃」であり、
それらを主張するのは結構だが、
「現代の日本人が現代の韓国にとって何か悪いことをしているわけではない」
という僕の主張を一切受け入れない態度は如何なものかと。

 また、仲の良い知人に韓国からの移住者と在日韓国人がそれぞれ居るのだが、彼らの主張はそこまで過激ではない。
彼らは、世界的に韓国が嫌われたり責められたりするのが嘆かわしい、
その理由が上記にあるような「理不尽な主張体質にある」と声を揃えて言っている。
僕もそう思う。
だが、自己中心的な思想体系がその背景にあるのであり、
個人個人が悪い人たちだとは全く思わない。
個人がまとう国籍やアイデンティティが彼らをそうさせているのだとしたら、
とてつもなく勿体ない話だと思うのである。

しかし、軍事力を背景に現在の国境を否定し、
地理的にユーラシア大陸と日本の間にあるの外洋地域だから「日本海」と呼ぼうと国際的に決められている海を、
韓国の東だから「東海」と呼ぼう
というのはもはや狂気染みているとしか思えない。
日本ならオホーツク海を「北海」、太平洋を「大東洋」と呼ぶようなもので、
それを国際社会で「そう呼ぶべきだ!」と主張できる神経が分からない。
韓国が抱えている国家思想はそういう部分が「盗人猛々しい」と思うのである。

国際社会のど真ん中でも
「二国間合意」を平気で反故にできる神経には
こんな背景があるのである。


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