トヨハシ

関西旅行から開けた機能、というより帰宅後９時間後ぐらいには仕事をしておりその３０分後には憂鬱な会議に出席していた。週明けの初っぱなから会議というのもうんざりする。そんなことをいい加減いい歳して嘆くのもなんなのだが、会議なんてのはやってナニがどうなるのか良くわからん代物だ。概ねの諸問題は皆で話合って解決されるのではなく、解決するべく人たちが打ち合わせてどうにかなるもの。どうにもできない、もしくはする気がない連中の鼻面をいくら引っ張ってきてもなんいもならない、というより目的達成を阻害されるだけだ。が、会議は続く...どこまでも。

伝達系、決定事項をシェアしプロシージャーを共有する、といみでは効果はあるのだろうがそんなのメールかグーグルカレンダーでやればいい。が、結局集う。とどのつまり、働き過ぎ職場と同じように、奏することが好きな人々に引き摺られているだけ。まあ、わりと自由にやらせてもらっている方なのでまあ、マシなんかも知れない。

今日は久しぶり車で遠出する。豊橋という、静岡の外れの愛知県の東部、そして渥美半島という場所に行く。「行かねばななない」。仕事なのでそう書き表すところだが、別に遊びに行くわけではないが、この次期その、いわゆる三河と呼ばれるエリアの景色というのは綺麗で、いつも愉しみにしている。その場所というのはなんの変哲もない、農地と平屋つまり人々が居住する以外はひたすらだだっ広いだけの景色。が、その空間的なフトコロの深さがこの年末の時期、すばらしい夕焼けを醸し出す。冬の乾燥し、宇宙との隔たりを示す仄かで深い青色とでフラットな地表が切り取られる。息を飲むというのはこういう場所のことをいうのだろう。またこの時期、ラジオなどで流れているクリスマスソングもそこに馴染む。普段はその場の雰囲気やら心理状態とかをほぼ無視して流される音楽やらベリシャやらで苛立つことが多いのだが。

ということで、そのビューを鑑賞するために、という訳でもないが（遠くまでドライブするので）帰宅時間が遅くなる予定。生活ローテーション的には今日は洗濯デッドラインの日、つまりこの日洗濯機を回せなければ躰と心の健康にすこぶる良くない生乾きのパンツをはかねばならなくなる。そして自分なりの社会人としての倫理観によるところでは洗濯というのは遅くとも夜９寺までに終了せねばならない‥というのがある。帰ってくることができるだろうか‥。