大阪湾の島

呼称としては大阪湾...でいいのだろうか。和歌山沖に浮かぶとある島へ行きたいと思い立ち、実際先週末行こうと試みた。なんかまどろっこしい言いまわしで「行ってきた」といえば分かりやすいのだが、そう言いきれない理由は結局たどり着けなかったから。１日ではたどり着けず大阪に一泊して辿りついた漁港。そこからは２時間おきに船がでていて、島までは２０分かそこら要するとはいえ、ちょっとした海道の向こうに見えている。が、繰り返しになるが行き着くことができなかった。

波浪のため、らしい。それほど風も強くなく、泳いでも行けそうな場所とを隔てている海はそれほど波があるように思えないのだが、船が運航できないのだという。そんなアホな。「どうしてもダメですか？」と食い下がってみたが、チケットブースにいた女性が運行の可否を決める訳でもなく、ひたすら誤られるだけ。本当に泳いげる訳でもなく、しかたなく納得することにした。他の観光地といっても、なにぶん、和歌山市の外れの寒さ寒しい（というと地元の方には失礼だろうが）漁港だったので、供養のために奉納された大量の人形が境内狭しと陳列されているという、不気味な神社へ行き、後、ラーメンを喰らって帰ってきた。

さすが関西。和歌山のラーメンはいまいちだったが、喰いものが、これは好みがあるので、一概に「旨い」とは言い切れないが、まあ安いので、うどん、たこ焼き、鶴橋の韓国料理‥と喰いまくり、最後の最後に酔った通天閣下の銭湯で量ったところ先週より２，３キロも太っていた。恐るべし関西。関西支店やらに転勤になったら「太る」では済まされない身体健康障害をきたすだろうなあ、と思う。これが海外となると、食い過ぎ、にもまして、食べもの安全性の問題もあるので、長生きできない気がする。

とはいえ、行きてえなあ......。