米先住民団体、「レッドスキンズ」の名称変更報じる偽サイト作成
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=4903774
米国の先住民の権利擁護団体が、「NFLのWashington Redskinsの名称をWashington Redhawksに変更した」と言う偽ウェブページを作成ですか。ここ数年、先住民の権利保護団体などの間で「先住民の一つであるIndianに対する蔑称である」との理由から連邦裁判所への提訴などで名称の撤廃を訴えており、MLBのCleveland Indiansのマスコットにしてチームロゴのデザインでもある"Chief Wahoo"の使用が自粛状態にあったことも同様の非難に対応しての動きで、NFLのKansas City ChiefsやMLBのAtlanta Bravesも、同様の非難が先住民団体などから起こされているようです。
しかし、先住民団体が「侮辱、誹謗、中傷、人種差別である」と主張するスポーツチームの名称やマスコット、シンボルマークですが、そもそもチームの名称やマスコットはそれらに肖って命名、起用するのが常識的であり、フランチャイズを構える地元(あるいは出身地など)のファンはこの名前に親しみを覚えながら「地元のチーム」として応援し、シーズン中はその成績に、オフやドラフトの時期にはその人事の変動に一喜一憂するものです。RedskinsやChiefsやBravesやIndiansといったチームの名前が(わざわざ)差別などを“目的”に命名されるなど、常識的にもあり得ないのではと思いますね。
だからか、Redskinsのチーム名をめぐっての訴訟では、2009年にWashington D.C.の控訴裁判所で「Indianの人種差別につながっているものではない」と下級審の判断を支持、また連邦最高裁判所が原告であるIndian団体による審理要求を拒否したことにも繋がったでしょう。
記事では、Washington PostやESPNのサイトを精巧に摸倣して作ったとしており、さらに"Washington Redhawks"の新しいロゴが入ったチーム自体のHPまで作成したそうですが(ご参考:ESPNの「正しい」RedskinsのHPは
http://www.espn.com/nfl/team/_/name/wsh/washington-redskins
。)偽ウェブページを作成すると言うエイプリルフール擬きの行為自体が「騙し討ち」のような方策であり、容認できるものとは言えないでしょう。この団体は「報道機関向けの声明」として「この行動は、NFLや当該チームに対し、名称の変更がいかに簡単で強力な効果を持つかを示すのが目的」としており、「われわれが求めているのは“たった4文字の変更”であり、この極めて小さな変更に比べ、先住民が受けている傷ははるかに大きい」とコメントしたそうですが、“たった4文字”と言うほど容易くできるものではないのは、論を待つものではないと思いますが……。
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