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2017年12月07日02:34

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津軽リンゴ紀行 その7

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 津軽鉄道の旅も、後半戦に突入です!
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金木駅のお隣り、嘉瀬駅で降りました。
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こちらも現在は1面1線の棒線駅となっていますが、
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ホームをはさんで本線の反対側には線路の跡が残っていて、かつては上下列車が交換できる島式ホームだった事がわかります。
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線路跡からの眺めも、なかなか良い雰囲気ですねえ♪そして線路跡の先には、
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こんな車両が留置されていました。これは1997年にテレビの企画で、アイドルグループ「SMAP」の香取慎吾さんが地元の小学生と絵を描いたキハ22「夢のキャンバス号」です。そしてそれから20年後の今年5月に、再び訪れた香取さんと当時の小学生たちによって塗り替えられたそうで、
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独特のタッチで不思議な絵が描かれていました。車両としては、斜めのスノープロウが特徴的ですね。鉄道車両をこんな風にする事を嫌う鉄道趣味者も少なくないのでしょうが、1回きりのテレビの企画で終わらせなかった辺りは大したものだと思います。
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近くで見ると、前面はボロボロで穴だらけになっていました・・・絵を描かれていなければ、とっくに解体処分されていてもおかしくない様な状態ですよ。そして今年に塗り替えられた事で今後の寿命も延びた、非常に幸運な車両だと思うのです。
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駅舎は、本日見てきた他の駅と共通する意匠を持った木造の建物です。
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すぐ隣に「嘉瀬作業所」と書かれた建物があって、ちょうど作業員さんが出てきて保線作業をしていました。
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かさ上げされた電話ボックスとほぼ同じ高さで、駅舎の壁に汚れや傷が並んでいる事から、雪がそこまで積もる事が想像できます。
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古めかしい待合室に、ダイヤル式のピンク電話機がよく似合っていますね。現在では、使い方がわからない若者も少なくないのではないでしょうか?
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出札口には、
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香取慎吾さんが所属している事務所のファンクラブ「新しい地図」のポスターが貼られています。右上に写っている駅ノートを開いてみると、「夢のキャンバス号」を見るためにこの駅まで来た多くのファンによる書き込みでいっぱいでした!やはりこれだけを見ても、あの車両には大きな価値がある様に思います。
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車両についての説明と、地元出身の歌手である吉幾三さんについて触れられた紙も貼られていました。

 次に訪れたのは、
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津軽飯詰駅です。
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両端には、分岐器を積雪から守るスノーシェルターがありますよ。しかし、なぜこの駅にだけあるのでしょう?
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ホームから周りをぐるりと見回せば、のどかで広々とした風景が広がっています♪
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本日も岩木山のシルエットがうっすらと見えますが、やはり頂上には雲がかかっていました・・・
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駅舎の外観は、他の駅よりも屋根が多面的に構成されていますね。
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無人駅ですが、待合室には伝統工芸品の津軽凧が飾られており、他にも津軽鉄道の写真やポスターなどもたくさん貼られていて明るい雰囲気です。
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ここにもダイヤル式のピンク電話機が!
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転轍機がありました、スノーシェルターの下にある分岐器を動かすのでしょう。
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少しずつ薄暗くなってきました、列車のライトが明るく感じられて何だか安心します。

 そして本日最後の訪問駅となる、
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五農校前駅に到着しました。
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今まで訪れた駅のホームは全て直線上にありましたが、ここは曲線上なのでホームも曲がっています。
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駅舎はちょっと古めかしく見えますが、
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待合室の中は新しそうな雰囲気です。調べてみると、駅舎の形は昔から変わっていない様なので、近年に改修されているのでしょう。待合室の内部に無垢の木材が多く使われているので、駅名にもなっている五所川原農林高校が関わっているのかもしれません。列車の時刻が近づくと、その五農校の生徒さんたちが駅に集まってきました。
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その大半は津軽五所川原方面に向かう様ですが、津軽中里方面に帰る子も結構いるのですね。

 という訳で、
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ようやく津軽五所川原駅まで戻ってきました、これにて津軽鉄道の旅も終了です!津軽フリーパスはバスにも乗れるので、朝に立ち寄ったバスセンターから弘前行きのバスで帰ってみようかとも考えましたが、
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弘前駅前まで行くには途中で乗り継ぎが必要だったので、やはりJR五所川原駅から鉄道で帰りました。
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弘前の宿にて、この日も締めくくりはアップルパイでw

つづく・・・
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