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2017年11月26日14:07

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コスタ・ネオロマンチカ号 #お船見

写真は神戸港S-4Q1/2バース(ポートターミナル東側)で撮影した、

船名
 Costa neoRomantica
総トン数
 53049
全長
 220.52m
型幅
 30.79m
喫水
 7.6m
初就航
 1993年11月
船籍
 イタリア
登録港
 ジェノバ
旧船名
 コスタ・ロマンチカ
主機関
 ディーゼル(4基)
総出力
 21184kw(28800馬力)
推進器
 プロペラ(2基)
航海速力
 19.75ノット(36.58km/h)
乗客定員
 1800人(789室)
乗組員
 622人
運航会社
 コスタ・クルーズ
日本支社ホームページ
 http://www.costajapan.com/



1990年代半ばにコスタ・クルーズのフラッグシップとして活躍していた本船は、2010年からアジアに配船され、数多くの博多発着クルーズを実施し、姉妹船コスタ・クラシカともども、日本人に親しみのある船になりました。

2001年、2005年に続き2011年には大改装が施され、もともとの「コスタ・ロマンチカ」の船名に「ネオ」が付きました。



コスタ・クルーズは、イタリアのジェノバに本社を置き、48200〜132500総トンの15隻のカジュアルクラス(松竹梅で言えば梅)の客船を運航している、クルーズ客船専業の会社で、地中海、東南アジア、日本発着を得意エリアとしています。

1854年、ジャコモ・コスタさんが船会社「ジャコモ・コスタ・フ・アンドレア」を設立し、オリーブオイルや織物を輸送したのが始まりで、貨客船を増やし、1948年に社名を「リネアC」に変更し、欧州と南米を結ぶ定期航路と、カリブ海でのクルーズを始めました。

1980年代からクルーズ事業に集中し、「コスタ・クルーズ」が1986年に設立され、90年に5万総トン級の本船、96年には7万総トン級のコスタ・ビクトリアを新造し、大型化していきます。

1997年にカーニバル(米国フロリダ州マイアミ)の子会社になり、カーニバルの資金力によりコスタの船隊は急速に拡大、大型化し、同室の18歳未満の無料化、遊園地のようなきらびやかな船内デザインで、ファミリー層にクルーズという娯楽の選択肢を提供した立役者となりました。

なお、本船は2011年の大改装でシンプルかつ洗練されたデザインになっています。



2010年の本船を皮切りに、アジアに積極的に配船し、特に中国の市場においては開拓者となりました。

日本発着への参入ではプレミアムクラス(松竹梅で言えば竹)のプリンセス・クルーズに遅れますが、2015年末には「コスタ・ジャパン」を設立し、博多、舞鶴、金沢の3港で乗下船できるインターポーティングを設定しています。

今年(2017)からは通年日本発着への配船を始める予定でしたが、北朝鮮情勢の影響を受け日本海航路の集客が思わしくなく、苦戦しているようです。



私が住んでいる京都市内では、韓国からの観光客は増えこそすれ減ってはいないように見えます。

日本での報道だと戦場となる可能性が一番高いはずの韓国の人が平然としているのだから、日本人もメディアの煽りを鵜呑みにせずに出掛けても大丈夫だ、と思いますよ。

とりあえず↑の日本語HPでパンフレットをご覧ください(見るだけならただです(笑)。)

移動+宿泊+食事+エンターテイメントの合計がこのお値段で、お酒+諸税+チップ+上陸中の費用は別料金となります。

地球の7割は海です。そして日本は島国です。出掛けませんか、船旅へ。



本船は今回は『錦秋ロマン紀行 神戸・済州島クルーズ 5泊6日』として前港東京(晴海埠頭)を昨日(2017/11/25)16:00に出航し、神戸港ポートターミナル東側に先程13:50に入港し、14:05に着岸作業が完了しました。

次港済州へ向け今夜21:30に出港し、済州には明後日(28日)10:00入港17:00出港(日本との時差なし)、その後30日(木)18:00に東京港晴海埠頭に帰航します。

世界のクルーズ業界では本船は中型扱いですが、日本の法律では全長200m以上は巨大船とされ、明石海峡、備讃瀬戸、来島海峡では夜間航行が規制されており、関門海峡も水先人組合が夜間の巨大船の仕事を請けませんので、このスケジュールだと往復とも九州の西側を航行することになります。
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