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2017年11月25日18:07

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みんなちがってみんないい

今日は土曜参観だった。

何の授業を公開しようかな?と考えて、
「このちがいはOK?」
という授業にした。

現役時代、
全学年でLGBTなど性的少数者を視野に入れた、
男女共生教育を!と提唱し、
それは今も続けられているが、
5年生の授業は、
当時ぼくが考え出した授業だった。

「男は男らしく、女は女らしくしなさいと言われる」
「女子はかわいい服、男子は動きやすい服がいい」
「学校の標準服は男子がズボンで女子はスカートでる」
「女性は子どもを産むが、男性は産めない」
など、
いろんな男女の違いについて、
それがあっていいい違いかどうかを、
子どもたちに考えさせる授業だ。

さて、
幼くて意見発表の苦手な子どもたちが、
親御さんの前でどこまで活動してくれるか、
少々不安ではあったが、
子どもたちは乗った。

時間の関係でグループ討議を途中で切り上げようとしたのだが、
「ええーっ!」「まだ話し合いしたい!」

子どもたちの反発に遭い、
わかったわかった、やっとくれ!

結果、
授業は予定していたまとめまで行かなかったのだが、
グループ討議が盛り上がる中で、
「性別はあるけど・・・・」
「人それぞれ」
なんてキーワードが飛び出してきた。

「男子がズボン、女子がスカート」という標準服問題では、
〇をつける班、×をつける班、
議論しても意見がまとまらない班、
いろいろあった。

それでいい。

ぼくは授業の最初に、
「この授業に正しい答えも間違った答えもありません」
と言っておいたのだ。

1時間で終わる予定の授業は、
この続きはまた来週ということになったが、
これはなかなかおもしろいことになりそうだ。

授業の最後に、
後ろで見ていた親御さんたちに呼びかけたが、
願わくば一緒に考えてもらいたいテーマである。

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