sky[shell]

以前遊んだ『sky[rain]』の続編、
というか補完シナリオの『sky[]』というのが出てた。
https://twitter.com/i/moments/931844666957316097

これは制作者本人も言っていることだけど、
『S_C_E 2』とかと同じ系統のゲームだ。
体裁としてはテキストアドベンチャーなのだけど、どちらかというと詩集に近い。
それも、
自分がゲームのキャラクターであると知っているヒロインたちが、
どうすればほんとうに幸せになれるのかを問う詩だ。
何ぞ頭が湧いているのかと疑われるようなテーマだけれど、
僕は、今もそれを探し続けている。

ちなみに、個人的にその問いに対する答えはもう掴んでいて、
『sky[]』の答えととても似ているのだけれど、多分根っこは違うんだろうなと、
プレイしていて感じた。
『S_C_E 2』や『双葉の歌姫』、『sky[rain]』、
そして最初の最初に出会った、イヌ科の先輩がGMしたデモンパラサイトのシナリオ、
過去に出会ってきた幾つもの物語のから得た問いは、
自分の中にしっかりと根付き、彼らとは、もう、異なる解に至っている。
僕は、僕の物語を語ります。
今、プラモやったり服縫ったりtwitterやったりしているのは、
見つけた物語の答えに、形を与えるための試行だったりする。
でもいつか、ゲームという媒体で物語を語りたいとも、思っているのだ。
いつになることやら。


で、ここからが本題。
『sky[]』には歌詞付きのEDテーマがある。
これが、何度聞いてもドラゴンシェルにしか聞こえない。
丘の上の白い花が、空を征く鳥に憧れ、空を目指す、
といった内容の歌詞なんだけど……。
うん、そうだよね。
空を目指すものは須らく龍だよね。
ましてや、目指した空の先に、何の未来も待っていないことを知っているのなら、猶更。