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2017年11月15日07:26

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法住寺 身代不動尊採燈大護摩供

写真は何れも法住寺のサイト http://hojyuji.jp/news/2110/ より拝借したもの。



京都市東山区三十三間堂廻リ655番地にある法住寺(ほうじゅうじ)では、毎年11月15日に身代不動尊採燈大護摩供(みがわりふどうそんさいとうおおごまく)が行われています。今年は今日です。



本尊の身代不動尊に家内安全、無病息災諸願円満を祈願します。

笛や琴などの芸能が奉納された後、稚児行列。本堂前護摩段の周りを、天狗を先導に赤・青・黒の3匹の鬼が拍子を合わせて、松明・剣・まさかり・槌を振るって踊り歩く鬼法楽や山伏問答が行われ、採燈大護摩供が焚き上げられます。

笹酒やうどんのお供養もあります。

観覧無料、護摩木1本200円です。

10:00〜 護摩供奉修/本堂内陣にて
11:00〜 天台青年僧泉智仁氏による和太鼓の奉納
12:30〜 篠笛、琴、ご詠歌の奉納
13:30〜 後白河天皇陵、山伏問答、鬼法楽、お稚児さんの行列
14:00〜 採燈大護摩供奉修
15:00頃 天狗加持による笹酒長寿湯のお供養

11:00〜14:00
うどん、ぜんざいのお供養(護摩木3本以上)



法住寺は、平安時代中期に藤原為光によって創設された天台宗の寺で、かつては大きな寺領を誇る「法住寺殿」がありました。

法住寺殿は、後白河法皇が御所を作ると共に、自分の死後を守る墓を敷地内に造営したものです。

墓に対峙するように蓮華王院(三十三間堂)を、御所を守る新日吉神宮・熊野神社を移し、政務をする政庁までもを含んでいました。

年月を経て法住寺殿はその名前や所管を変えましたが、その名を残すために「法住寺」が生まれました。

元禄期には大石内蔵助が参拝したと伝えられ、その縁から四十七士木造が安置されているなど、忠臣蔵縁の寺としても知られています。

本堂は、2006(平成18)年に改修されたばかりで、ケヤキやヒノキを用いた壁の一部にガラス素材の棒を通すことで、本堂内に陽光が差し込み、時間や太陽の角度で光の雰囲気が変わる、万華鏡のような構造が「輝くお堂」です。



法住寺の通常の拝観は、

時間
 9:00〜16:00受付終了
拝観料
 500円
寺の方が案内されます。
毎月第3日曜日10:00〜、食事付きの月例写経会(2000円)が行われています。

詳しくは↓のホームページへ。



法住寺は、三十三間堂の東側、京都国立博物館の南向かいの赤十字血液センターの南隣にあり、今日(2017/11/15)は↑の写真1枚目の看板が、七条通に出されます。

法住寺へは、

京阪電車「七条(しちじょう)」駅1・2番出口〜七条通を東へ、大和大路通を南へ、徒歩約10分。

市バス86・88・100・106・110・206・208、京都バス18、「博物館三十三間堂前(はくぶつかんさんじゅうさんげんどうまえ)」停留所〜大和大路通を南へ徒歩約3分。

市バス86・88・100・106・110・202・206・207・208、京都バス18、「東山七条(ひがしやまななじょう)」停留所〜七条通を西へ、大和大路通を南へ、徒歩約4分。

プリンセスライン(路線バス・ICカード非対応)京都女子大学行「三十三間堂前」「東山七条」停留所〜南へ徒歩約3分。

京都駅前(烏丸口)からの市バス上記系統は、ちょうど紅葉が見頃の東山方面へ向かう旅客で大変混雑していて数台待ちになりますので、京都駅八条口からのプリンセスラインをおすすめします。

京都駅から歩いても20分ほどです。

自家用車の方はパーク&ライド http://kanko.city.kyoto.lg.jp/okoshiyasu/kashikoku.html (←リンク先の内京阪電車に近い駐車場を選ぶと便利です。)

パーク&ライドとは、自家用車は混雑する市街地や観光地には乗入れず、高速道路出口付近など離れたところに駐車して、公共交通に乗り換えることです。



法住寺ホームページ→http://hojyuji.jp/
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