11月9日(木)
薬膳列車に乗ってきた。
養老鉄道が週に2回運行している。
名古屋駅から近鉄に乗って桑名駅で降りる。
駅ナカのコンビニで地酒を買う。
薬膳列車は12時45分発だ。
普通列車にテーブルを置いて食事ができるようになっていた。
指定された席に座る。
車両の中はオバサンばかり。
男性はわたし一人だけだった。
なんだか心細い。
でもまあ、そんなことを気にしている人はいないようだった。
みんな年取って色気より食い気のオバサンばかりだった。
列車が発車する。
係の人から今日のお品書きの説明を受けながら薬膳をいただく。
十五穀米きのこ御飯、秋茄子の煮浸し、ウコンや明日葉の天ぷら盛り合わせなど。
酒の肴にちょうどよい。
わたしは養老鉄道に乗るのは初めてだ。
桑名〜大垣〜揖斐なんて、まったく用事がないからなあ。
だから車窓を眺めて楽しみたいのだけど食べるのに忙しい。
たまにチラチラ外を眺める程度で、これでは列車に乗っている意味がないような気もしてきた。
でも薬膳そのものはとても美味しかった。
お酒が進み、お腹いっぱいになった。
最後にはコーヒーとお菓子も出てきたし。
このお菓子は大垣養老高校農業科の生徒たちが作ったそうだ。
養老鉄道は大赤字路線でいつ廃止されてもおかしくない。
少しでも盛り上げようと高校生たちも頑張っているのだ。
13時54分、大垣に到着。
駅の隣のショッピングセンターで買い物をしてから東海道線に乗って帰った。
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